市場調査会社UBIリサーチは来月17日に次世代ディスプレイについてのセミナーを行うようだ。
同社のウェブサイトによると、同社は来る7月17日に韓国のCOEXにおいて、QD(量子ドット)ディスプレイやQNEDディスプレイについてのセミナーを開催することを明らかにした。同社はOLED専門のリサーチ会社として知名度が高い。
QDディスプレイは数ナノメートル(1nm = 10億分の1メートル)サイズの半導体粒子である「量子ドット(QD)」物質を利用して作られるディスプレイをいう。QDディスプレイ市場は現在、サムスンが商用化に向け準備を進めており、また、中国のディスプレイメーカーの参入可能性についても報じられている。
特に、サムスンディスプレイは、QDなど次世代ディスプレイへの新規投資計画を既に明らかにしている。
UBIリサーチは、今回のセミナーで、QDおよびQNEDの開発動向をはじめ、要素技術、市場の見通しなどを集中的に紹介する予定だ。
UBIリサーチは、「UBIリサーチのアナリストより、2020年上半期のOLED産業と市場展望について発表する予定」であるとし、「今回のセミナーでは、新型コロナウイルスによるディスプレイ産業に及ぼす市場の変化と中国のOLED産業動向、最近関心の高いQNEDを利用したディスプレイ技術についての議論したい」と説明した。
日時:2020年7月16日(木曜)9:00~16:20
場所:COEXカンファレンスルーム(南)402号
主催:UBIリサーチ
参加費:一般37万ウォン(事前登録者は33万ウォン)