台湾のディスプレイメーカーがマイクロLEDの開発のため手を結んだという。
韓国メディア「IT BizNews」は21日、台湾デジタイムズの報道を基に、「台湾のディスプレイメーカーが次世代ディスプレイ技術のマイクロLEDの開発のために手を握った」とし、台湾の「PIDA(Photonics Industrial and Technology Development Association)は、イノルックス、AUオプトロニクス(AUO)、プレイニットライド、ITRI電子・光電子システム研究所などを主体とした、台湾マイクロLEDの開発ロードマップを公開した」と報じた。
デジタイムズは、PIDA会長の言葉を引用し、「台湾がマイクロLEDの開発で中国をリードしている」とし「PIDAはITRI、LED、LCDディスプレイパネルメーカーはもちろん、学界や研究機関が結合してマイクロLEDの開発を有効にすることを希望する」と伝えたとのこと。
デジタイムズによると、イノルックス社長は、イノルックスがアクティブマトリックス(AM)マイクロLED技術を開発し、100件の特許を取得して出願したという。イノルックスは、LED、TFT-LCD、半導体パッケージ、高級光電子材料分野を結合して、台湾のマイクロLEDの生態系を構築する計画であるとのこと。
李衛荣AUO CTOは、4KマイクロLEDディスプレイパネルは、2万4000個のマイクロLEDで構成されるとし、バルク転送プロセスは、多くの時間がかかり、現在の装置は、マイクロLEDディスプレイを生産するように成熟していないと指摘したという