TSMCとサムスン電子に続きグローバルファウンドリーズも大規模投資か?

半導体

TSMCとサムスン電子に続きグローバルファウンドリーズも大規模投資か?

世界ファウンドリ(半導体委託生産)3位の企業であるグローバルファウンドリーズ(GlobalFoundries)がアメリカ内に追加投資の可能性を示唆した。

朝鮮日報は26日、トム・コーフィード(Tom Caulfield)グローバルファウンドリ―ズ最高経営者(CEO)がロイター通信とのインタビューにおいて、「ニューヨークのマルタ工場にある30~40%の遊休地に装備を設置し、12~14ヶ月以内に生産量を大幅に増やせる」とし「マルタ近くの敷地には2024年まで新しい工場を建設する計画も検討中」と述べたと伝えた。

グローバルファウンドリーズはかつてAMDのシリコンウェハ製造部門だった。現在、筆頭株主はアブダビ国営ファウンドのムバダラ(Mubadala)である。グローバルファウンドリーズはかつてTSMCに続きファウンドリ業界2位の座を維持したが、10ナノ(nm)以下の超微細プロセスの競争でサムスン電子に抜かれた。資金難で10ナノ以下のプロセス開発で一歩退いた状態だ。市場調査会社のトレンドフォースは第1四半期 (4月~6月)基準で世界ファウンドリ占有率(売上基準)をTSMC51.5%、サムスン電子18.8%、グローバルファウンドリーズ7.4%と予想した。

朝鮮日報は、「アメリカと中国の貿易戦争によるアメリカ政府の半導体リショアリング支援案もグローバルファウンドリーズの投資を駆り立てた」とし、「アメリカの上院は自国内の半導体製造会社に228億ドル(約2兆4000億円 )以上を支援する方案の立法を試みている」と伝えた。

同紙によると、半導体業界の関係者は「グローバルファウンドリーズは超微細プロセスの開発を諦め、トップ圏から脱落したが、10ナノ以上のプロセスではまだ十分な競争力がある」とし「主要ファウンドリ会社が大規模投資に乗り出しており、今後熾烈な競争が予想される」と述べたという。

 
(参考記事:「調査会社「サムスンファウンドリがTSMCとのシェア差縮小」と予想」)
 


 
 
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