韓国政府設立の「システム半導体設計支援センター」…年中無休・無償で設計支援

半導体 研究開発

韓国政府設立の「システム半導体設計支援センター」…年中無休・無償で設計支援

韓国産業省(産業通商資源部)は29日、「1年365日、24時間、誰でもアイデアがあれば、無償で半導体設計ツールを用いてチップを設計することができる」という半導体設計支援センターを開所したと発表した。

ソン・ユンモ産業省長官は29日、板橋(パンギョ)にある京畿企業成長センターで開かれた「システム半導体設計支援センター」の開所式に参加し、システム半導体主要企業と懇談した。

この日、開所したシステム半導体設計支援センターは、ファブレス企業の競争力強化のために創業から成長までワンストップでサポートするという。

同センターでは、誰でも高価な設計自動化ソフトウェアを利用してチップを設計することができ、設計したチップをプロトタイプとして実装するコストと試作品が正常に動作するかどうかを評価する分析・計測インフラストラクチャを利用できると産業省は説明した。
 

(写真:システム半導体設計支援センターの開所式様子=韓国産業通商資源部提供)

 

ファブレス設計と開発を専門とする半導体企業であり、製造設備を意味するファブリケーション(fabrication)とレス(less)を合成した言葉である。

産業省は、支援センターの役割を継続的に拡大させ、ファブレス育成とシステム半導体開発の前哨基地として活用する計画であると明らかにした。

一方、この日の行事に参加した企業は、ソン産業省長官に対し、▲半導体産業の育成のための企業の投資環境造成▲新型コロナウイルスによる経営危機克服支援▲大規模な研究開発(R&D)のサポートと需要の創出などを提案したとのこと。

これに対し、ソン長官は、「韓国がシステム半導体大国に跳躍できるように、企業間の連携を強化し、専門人材の養成と研究開発支援などを通じて、産業の競争力を支える」と明らかにした。
 
(参考記事:「英ARMと韓国政府が提携、ベンチャーにIP使用支援」)
 


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない