WTO事務総長選、欧州の有力候補が不出馬へ…「韓国候補に好材料」との見方も

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WTO事務総長選、欧州の有力候補が不出馬へ…「韓国候補に好材料」との見方も

朝鮮日報は29日、AFP通信の報道を基に、「次期世界貿易機関(WTO)事務総長候補として有力視されてきたアイルランドの出身のフィル・ホーガン欧州連合(EU)通商担当執行委員が不出馬の意思を明らかにした」と報道した。

同紙は、「これにより、最近、WTO事務総長選出馬を宣言した韓国のユ・ミョンフィ産業通商資源部通商交渉本部長に有利な影響を与えるだろう」という見方を伝えた。

AFP通信によると、ホーガン執行委員はこの日の声明で、WTO事務総長への挑戦を放棄すると発表し、EUの通商懸案があまりにも多いという点を理由に挙げたという。ホーガン委員は、「現在、EUは、新型コロナウイルス感染症の克服、アメリカとの貿易紛争、中国との関係再確立、イギリスのEU脱退交渉など、さまざまな課題に直面している」とし、「このため、私はWTO事務総長候補リストに名を連ねないことにした」と述べたとのこと。

韓国日報は29日、「次期WTO事務総長は、欧州やアフリカの出身者が有力であるとされるたなか、アイルランド出身のホーガン執行委員長が辞任し、欧州以外の地域の候補が有利になった」との見方を紹介し、「韓国のユ本部長には好材料」であると伝えた。ただし、「EUが新たな単一候補を立てる可能性がまだ残っており、WTOの最大「株主」である米国の支持を得ることがカギである」と分析した。
 
(参考記事:「韓国がWTO事務総長選に候補を擁立…ユ・ミョンフィ通商本部長」)
(参考記事:「韓国政府が日本をWTO提訴…パネル設置を正式要請」)
(参考記事:「[特集]WTO提訴再開を表明した韓国政府と日本側の反応」)
 


 
 
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