ロボット開発を進めるLG電子、KIRIAとモバイルマニピュレーターで提携

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ロボット開発を進めるLG電子、KIRIAとモバイルマニピュレーターで提携

LG電子、韓国ロボット産業振興院と業務締結。産業用自律走行ロボットの安全性高める

韓国のLG電子は、6月30日付けの自社のプレスリリースにて、韓国ロボット産業振興院と産業用自立走行ロボットの安全性に関する業務協約を締結したと発表した。

LG電子と韓国ロボット産業振興院の両機関は、産業自律走行ロボット『モバイルマニピュレータ(Mobile Manipulator)』の安全性を高めるため、積極的に相互協力することが分かった。先月29日に、韓国の大邱広域市北区にある韓国ロボット産業振興院にて、両機関の業務協約が締結された。

両機関は、今回の協約で、モバイルマニピュレータと関連し、▲安全性確保のための技術開発、▲安全性検証のための環境構築、▲安全性評価方法の開発などのために、相互協力する予定としている。

モバイルマニピュレータとは、人間の腕と同様の動作を実行可能な垂直多関節ロボットと、自律走行ロボットであるAMR(Autonomous Mobile Robots)が結合されたシステムであり、工場内の生産ラインなどを自ら移動し、「部品の運搬」、「製品の組み立て」、「検査」など、様々な工程を自律的に実行可能なシステムを指す。このようなシステムは、スマートファクトリーの生産性向上と、品質確保のために必要な要素としている。
今回の協約が、産業現場で安全にモバイルマニピュレータを使用できる土台作りと、スマートファクトリーを有効的に機能させる環境作りに寄与するものと期待されている。

韓国ロボット産業振興院の認証評価事業団長ウ・ジョンウン氏は「新型コロナウイルスによって、産業現場でのロボット需要が急増している今、国内のロボット開発をリードするLG電子と、安全性確保のための技術協力を行うことで、産業現場に、より安全な製品の普及と拡散が期待できる」と述べた。

また、 LG電子生産技術院の先行生産技術研究所長イ・スンギ氏も同様に、「国内産業用モバイルマニピュレータの安全基準を確保し、製造競争力を強化するために、韓国のロボット産業振興院と共に積極的に共同作業を行う」と述べた。

LG電子は、家庭用から産業用に至るまで、様々なロボットを開発しており、新たなビジネスチャンスを継続模索しながら、ロボット事業を育てている状況だ。先だって、2018年には産業用ロボットメーカー「ロボスター(Robostar)」を買収。CEO直属の「ロボット事業センター」を新設し、ロボット製品とサービスを開発するなど、事業能力を強化している。

LG電子は、韓国ロボット産業振興院や、韓国フードデリバリーサービス「Woowa Brothers」とも事業協力を実施しており、『サービスロボット活用実証事業』の一環として、「国内の外食業カスタムサービング/自動食器返却の自律走行ロボット導入」などの事業も行っている。
 
(参考記事:「LGのAI研究論文、CVPR2020で受賞多数」)
 
 


 
 
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