創立50周年のサムスン電機が式典…バッテリー爆発事故など教訓に体質改善

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創立50周年のサムスン電機が式典…バッテリー爆発事故など教訓に体質改善

サムスンSDIは1日、創立50周年式典を行い、「超格差」技術を中心にした企業へと生まれ変わる意志を強調した。

サムスンSDIはこの日、キフン事業所において、チョン・ヨンヒョン社長など役員と社員100人あまりが参席する中、創立50周年の記念式を行った。チョン・ヨンヒョン社長は、「超格差技術中心の新たな50年を作っていこう」と強調し、▲超格差技術確保▲一流の組織文化▲社会的責任の向上など3つを新たな50年のための課題として提示した。

チョン社長は「最高品質と安全性を基に、超格差技術を確保しなければならない」とし、「次世代はもちろん、その次の世代のバッテリーまで念頭に置いて関連技術を確保し、技術で市場をリードしよう」と述べた。

続けて、「超格差技術会社として努力するには組織文化も一流にならなければならない」とし、「開かれた心で協業して疎通する自律・創意の組織文化を作っていこう」と述べた。
 
(参考記事:「[特集]サムスンSDIのバッテリー事業の動向」)
(参考記事:「[特集]サムスンの「超格差戦略」とは何か?(上)」)
(参考記事:「[特集]サムスンの「超格差戦略」とは何か?(下)」)
 
また、チョン社長は「遵法経営を越え、社会的責任を通じ信頼を積み重ねていかなければならない」とし、「協力社と共に成長することで健康な生態系を作り、役員と社員皆が社会を暖かくするエネルギーを作ってこそ、信頼・尊敬される企業になれる」と述べた。

韓国経済新聞(1日)によると、サムスンSDIは2016年にあった「Galaxy Note」のバッテリー爆発事故や、翌年初にあった中国の天津工場の火災事故により創業以来最大の危機に立ったが、それら事故を契機に同社は、安全・危機管理を中心に大きな体質改善を図ったという。

2017年2月に、現代表理事であるチョン・ヨンヒョン社長が任命され、事業構造を電気自動車やESSなど中大型バッテリー中心に転換した。サムスンSDIは、昨年10月、自社ESSバッテリーに特殊消化システムを全面導入する安全対策を発表した。韓国経済新聞によると、会社の負担費用だけで最大2千億ウォン(約179億円)が計上されたが、これは、一時的な実績悪化も容認した決定だったとされる。「Galaxy Note7」の事故から得た教訓を基に、安全対策を徹底していると同紙は伝えた。

韓国未来アセットのキム・チョルジュン研究員は、「サムスンSDIは、中大型バッテリーを2022年から本格的に拡張し、真の実力を見せ始めるだろう」とし、「前駆体バッテリーにも技術的に最も早く対応できるメーカー」と評価した。
 
(写真:50周年式典で演説するチョン・ヨンヒョン社長=サムスンSDI提供)


 
 
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