韓国のSSD輸出、台湾を抜き世界1位に…第一四半期

半導体

韓国のSSD輸出、台湾を抜き世界1位に…第一四半期

東亜日報は6日、ITC(国際貿易センター)の集計を基に、「韓国が今年の第一四半期において、SSD(ソリッドステートドライブ)を最も多く輸出した国になった」と報じた。「昨年まで全世界SSD輸出の20%以上を占めていた台湾を抜き、初めて1位となった」という。

SSDは、メモリー半導体基盤の次世代記憶装置であり、グーグル、アマゾンなどのデータセンターのサーバーだけでなくノートパソコン、コンソールゲーム機など消費者用製品にも使われる。半導体を利用して生産されるが、製品の特性上、SSDは「コンピューター付属装置」として分類されている。
 
(参考記事:「[特集]PS5公開で韓国NAND各社に利益…記憶装置にSSD採用で」)
(参考記事:「サムスン、大容量4ビットSSD「870 QVO」を発売」)
(参考記事:「韓国製SSDの輸出が急増。「非対面」生活拡大で今後も増加か」)
 
ITCによると、今年の第一四半期の韓国のSSD輸出額は23億7497万ドル(約2557億円)で、20億3656万ドル(約2192億円)を記録した台湾を抜いた。

東亜日報によると、「ITCがWTO加盟国の貿易統計をもとにSSD輸出内訳を公開し始めた2007年第一四半期以降、韓国が四半期輸出額1位になったのは13年間で初めて」であるという。

続けて、「2012年まで中国と1位の座をめぐって競争をくり広げていた台湾は、2013年から昨年まで一度もSSD輸出1位の座を譲ったことがない」とし、「これは台湾に工場を持つ海外半導体メーカーの実績が反映されたものと分析される」と伝えた。
現在の時点でITCの統計には第二四半期のデータが出そろっていないが、4月基準でも韓国は8億ドル(約861億円)以上を輸出し6億1000万ドル(約657億円)にとどまった台湾を抜いたことが分かっているとのこと。

東亜日報によると、「韓国がSSD輸出世界1位になったのには、世界的なメモリー半導体代表企業であるサムスン電子の活躍があったというのが専門家の評価であるとし」、NAND技術力をもとにサムスン電子はグローバルSSD市場でも2019年末基準でシェア30.5%を記録。2位インテル(18.2%)と3位ウエスタンデジタル(11.2%)、また他の韓国企業であるSKハイニックス(3.9%)に大きく差をつけ1位となったと伝えた。

新型コロナウイルスにより「在宅需要」が増した結果、PCやゲーム機、企業用サーバーなどの用途で、SSDは更なる需要増が予想されている。


 
 
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