サムスン電子のQDディスプレイ量産で「QLED」ブランドはどうなるか?

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サムスン電子のQDディスプレイ量産で「QLED」ブランドはどうなるか?

イシュートゥデイ紙は8日、「サムスン電子、QDディスプレイ以降も「QLED」ブランドを維持するか」という記事を掲載。

同紙は、「サムスンディスプレイがQDディスプレイの生産準備を進めるなか、QDディスプレイの発売後のサムスン電子のテレビブランド戦略に関心が集まっている」と報じた。
 
(参考記事:「サムスンD、QDディスプレイの生産設備を搬入…LCDラインは売却公募」)
(参考記事:「[特集] サムスンの次世代ディスプレイの研究 (上)」)
 
サムスンディスプレイは今月1日、忠清南道牙山(チュンチョンナムド•アサン)事業所のLCD生産ラインにQD生産装備を入荷した。 下半期中に設備の設置を終え、来年から段階別の試験稼動を経て、QDディスプレイパネルを生産する予定だ。

QDディスプレイはQD物質とQD画素別に光を放つことができるようサポートする回路素子及び有機発光材料技術を融合したディスプレイ技術である。QD画素は、QDが持つ材料的特性に支えられ、より多くの色を最も正確に表現することができるとされる。

これに先立って、サムスン電子は昨年10月、次世代ディスプレイの生産に13兆ウォン(約1兆1700億円)を投資する計画を明らかにしている。

同紙は、「早ければ来年からQDディスプレイパネルが生産されるが、サムスン電子は従来のQLEDブランドを維持するかどうかに関心が集まっている」とした上で、QLEDの名称の由来として「当初QLED(量子点発光ダイオード、Quantum dot Light-Emitting Diodes)は学術用語で数ナノメートル(nm)大きさの自発光クォンタムドット素子を活用したディスプレイを意味した」とし、「2012年に初めて学術用語として導入され、サムスン電子は2017年にこのブランドを活用して「QLED TV」を発売した」と説明した。

しかし、サムスンのQLEDテレビは自発光ディスプレイではなく、バックライトユニット(BLU)に「量子点改善フィルム(QDEF)」を貼ったものに過ぎず、LG電子から誇大広告であると訴えられたこともあった。
 
(参考記事:「サムスンとLGのテレビ非難合戦が一旦収束…公取委が申告取下発表」)
 
同紙は、「サムスン電子はこうした点を懸念し、自社テレビを「QLED TV」ではなく「サムスン QLED TV」と強調している。 学術用語としてQLEDとの混乱を避けるためである」と説明。しかし、「サムスン電子が今後披露するQDディスプレイは、従来のサムスンQLEDとは方式が違うだけに、新たなブランド名を使えるというのが業界の見方である」と伝えた。


 
 
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