LGDがベンツのSクラスにP-OLEDを単独供給か

EV電池 その他

LGDがベンツのSクラスにP-OLEDを単独供給か

LGディスプレイがベンツのSクラスセダンに、「P-OLED(プラスチック有機発光ダイオード)」パネルを単独供給するようだ。

韓国経済新聞12日、ドイツのメルセデス・ベンツが9月に公開予定の新型Sクラスのセンターフェイシア(運転席と助手席の間にある機能制御装置)パネルに、LGディスプレイのP-OLEDを採用したと単独スクープした。ベンツにLG OLEDパネルが搭載されるのは初めてだ。

同紙は、「今回の納品を機に、LGディスプレイのP-OLED供給先がBMWなど高級車メーカーに拡大するとの見通しも出ている」と指摘。現在10兆ウォン(約8,900億円)規模と推定される自動車用ディスプレイ市場において、LGディスプレイはシェア1位(第1四半期のシェア18.4%)を占める。
 
(参考記事:「GMがLGのデジタルコックピットに革新賞を授与…21年式エスカレードモデル搭載」)
(参考記事:「LGD副社長、P-OLED市場のリードを強調」)
(参考記事:「LGが世界カーディスプレイ市場でJDIを抜き首位に」)
 
同紙は、(LG化学による)バッテリーなども含め、LGグループ全体で自動車部品の受注残高が200兆ウォン(約17兆円)以上に達するとし、同事業の重要性を幹部たちが共有すると指摘した。自動車関連事業の社員だけで2万2367名が同グループに在籍するという。

その上で、LGディスプレイは次世代自動車の核心部品となるインフォテインメント用デジタルコックピット(スロットル)や、センターフェイシア(運転席と助手席の間に設置される機能制御装置)に入るP-OLEDパネルを、今年初めから本格的に量産を開始したとし、今年2月には、LG電子がLGディスプレイのパネルで操作できる車両用ソフトウェアを開発し、米国キャデラックなどに納品したと伝えた。

LGグループの自動車関連事業は売り上げも増加している。同紙によると、LG化学電池事業本部、LG VS事業本部、LGイノテック電装部品事業部、ZKWと4事業の昨年の売上高合計は16兆6471億ウォン(約1.5兆円)となり、2018年に比べ、22.7%増加したという。また、昨年末基準のLG化学電池事業本部とLG電子VS事業本部の受注残高は、それぞれ150兆ウォン(約13兆円)、50兆ウォン(約4.4兆円)に達していると伝えた。ただし、赤字も多く、収益の改善が今後の課題となっている。


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない