韓国の6月のICT輸出、3ヶ月ぶり増加…SSD輸出152%拡大

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韓国の6月のICT輸出、3ヶ月ぶり増加…SSD輸出152%拡大

韓国の先月の情報通信技術(ICT)関連品目の輸出が、3ヶ月ぶりに増加に転じた。

同国の産業省(産業通商資源部)が13日発表したところによると、6月のICT輸出額は149億6000万ドルとなり、前年同期比で1.0%増加したことが分かった。
 
(参考記事:「韓国のSSD輸出、台湾を抜き世界1位に…第一四半期」)
(参考記事:「韓国の5月のICT輸出、減少幅が縮小。対米中輸出や半導体など増加」)
 
品目別でみると、半導体は前年比0.5%減の83億6000万ドル分だった。ファウンドリ・ファブレスなどによるシステム半導体の輸出は21億4000万ドルで6.8%拡大したが、メモリ半導体は57億7000万ドルで2.0%減少している。

ディスプレイの輸出額は15億ドルであり、5.2%減少した。既存の液晶表示装置(LCD)から有機発光ダイオード(OLED)にパネル工程が転換されるなか、全体のディスプレイの輸出規模も縮小したものと思われる。

携帯電話の輸出額は8億8000万ドルとなり10.6%減少した。世界的な需要萎縮が影響したものと思われる。

一方、コンピュータおよび周辺機器の輸出額は84.5%増となる12億7000万ドルだった。特にソリッドステートドライブ(SSD)の輸出が152.2%拡大し、9ヶ月連続の増加をみせた。

地域別では、香港を含む中国への輸出が72億8000万ドルで、前年比1.6%減少した。半導体とディスプレイの輸出がそれぞれ50億8000万ドル、7億9000万ドルで4.7%、13.6%減少した。

対EUと対日本輸出、それぞれ2.7%、3.2%減となる8億9000万ドル、3億2000万ドル分を輸出した。

対米輸出は19億4000万ドルと26.0%拡大した。半導体(7億6000万ドル、42.4%)、コンピュータ、周辺機器(4億6000万ドル、150.6%)などを中心に好調を見せた。

ベトナムの輸出額は21億3000万ドルと5.7%増えた。携帯電話とディスプレイの輸出がそれぞれ2億8000万ドル、6億1000万ドルで34.8%、27.5%増加した。

中小企業ICT輸出は14億3000万ドルと0.8%減少した。半導体(2億3000万ドル、-9.1%)、コンピュータ、周辺機器(1億1000万ドル、-6.2%)などは不振だったが、電気機器(1億8000万ドル、1.0%)は維持した。


 
 
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