アップルからの違約金、サムスンのQ2実績を押上げか?

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アップルからの違約金、サムスンのQ2実績を押上げか?

アップルがOLEDパネルの購入目標未達により、サムスンに違約金として約10億ドルを支払ったと内外で報じられているが、同違約金がサムスンの第二四半期実績(暫定値基準)を押し上げたと韓国メディアが報じている。

13日(現地時間)、ディスプレイ専門調査会社DSCCは報告書において、「アップルがサムスン電子と約束した有機発光ダイオード(OLED)を一定量購入できなかったとして補償した金額は1兆1400億ウォン(9億5000万ドル)」と言及したと内外メディアが引用報道していた。
 
(参考記事:「中小型OLEDパネル昨年6憶台突破。韓国が8割も中国勢が急成長」)
 
アップルは、サムスン電子の子会社であるサムスンディスプレイと中小型OLEDパネル供給契約を結んでいる。伝えられるところによると、両社が契約した内容は、アップルがiPhoneの製造用に一定量を確保するが、実際の注文数が減れば、サムスンが被る損失についてアップルが違約金を支払うという内容であったという。

アップルによるOLEDの購入が目標数に達しなかったのは、新型コロナウイルス感染症の影響により、iPhoneの販売台数が前年より減ったためと推定されている。アップル側は昨年も一定額の違約金をサムスンに支払ったとされる。

一方で、サムスン電子は今月7日、連結ベースで第二四半期の売上高が52兆ウォン、営業利益8兆1000億ウォンであったと暫定実績を発表した。前年同期比の売上高は、7.36%減少したが、営業利益は22.73%も上昇しており、証券業界の予想値を大きく上回っていたことから、アーニングサプライズと報じられていた。

韓国メディアによると、サムスン電子がディスプレイ事業において1兆ウォン前後の一回限りの利益を収めためであるとし、それがアップルからの違約金であったと伝えている。サムスンディスプレイの持分84.8%を保有している。

一方で、アップルが当初見込みどおりにサムスンからOLEDパネルを購入していれば、サムスンの第二四半期実績をより高く押し上げていたとの見方もある。


 
 
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