SKハイニクス副社長「メモリー半導体は大量生産からオーダーメイドの時代へ」

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SKハイニクス副社長「メモリー半導体は大量生産からオーダーメイドの時代へ」

ソン・チャンロクSKハイニクスCIO「メモリーもオーダーメイド生産時代…AIなしでは『サドンデス』」

朝鮮日報(16日)によると、SKハイニクスの最高情報管理責任者(CIO)ソン・チャンロク副社長は15日、市場調査会社IDCコリア主宰で開かれた「IDC CIOサミット2020コリアカンファレンス」において、この3年間、SKハイニクスの生産ラインにおいて適用されてきた人工知能(AI)基盤の最新プラットフォームの成果について説明した。ソン副社長は世界第2位のメモリー半導体企業であるSKハイニクスの半導体生産方式の改革を主導している人物とされる。
 
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ソン副社長はカンファレンスにおいて、「これまでメモリー半導体は、標準化された大量生産が要であった。生産性の勝負だった。しかし今は(人工知能、ビッグデータなどの技術傾向により)大量オーダーメイド生産の時代へと向かっている。これに対応できなければどんな企業も「サドンデス(sudden death)」に陥るしかない。」と述べたという。

これまで生産性のみがメモリー半導体の競争力要因だった。しかし、同記事によると、「10ナノの壁で微細プロセス転換が目に見えて鈍くなり始めてからは、このような生産性向上にブレーキがかかった」とし、「30ナノ、20ナノ時代に比べ、工程のステップ数が著しく増え、生産プロセスが複雑になり、歩留まり率(投入数に対する良品の比率)向上も以前より難しくなった」と説明。また、「生産プロセスが複雑になったため、問題が発生した時これに対する意思決定や解決も徐々に難しくなっているというのが現場の声だった」と明らかにされた。

その上で、ソン・チャンロク副社長は、「ソン副社長は「これに対しSKハイニクスは、3年前に製造業の最初のデータ科学役員組織を作り、無数の試行錯誤を経て今はAIプラットフォームを構築している状態」であると述べたという。

IDCによると、IDC CIOサミットは、IDCがCIOとITリーダーを対象に毎年開催するイベントであり、今年は新型コロナウイルスの状況を考慮して、バーチャル形式で行われた。


 
 
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