サムスンがGPU設計力強化か…自律走行車見据え

半導体

サムスンがGPU設計力強化か…自律走行車見据え

韓国経済新聞は17日、サムスン電子がGPU(グラフィック処理装置)の開発において、業界トップであるエヌビディアを追撃するため、GPU専門設計チームを設置するなど措置を取っていると報じた。
 
(参考記事:「サムスンファウンドリ、エヌビディアから受注」)
 
同紙によると、サムスン電子の関係者は、米国法人のR&D組織である「サムスンオースティンR&Dセンター」(SARC)と「アドバンスドコンピューティングラボ」(ACL)において、GPU設計チームの補強に乗り出したと明らかにしたという。
同紙は、「これらの組織はサムスンのスマートフォンや自動車用AP性能を高める次世代製品の設計に力を入れている」と伝えた。

続けて、「GPU関連の人材補充にも乗り出した」とし、「今月初め、GPU性能・構造・専門・エンジニアなど5つの職群に対する採用公告を出した」と伝えた。サムスン電子は△高効率モバイルGPU性能の解決△GPU設計の検証△GPUシミュレーター駆動および設計など分野の経験者を採用する計画であるとのこと。

サムスン電子は昨年10月ごろ、SARC所属のCPU開発チームを解体しているが、GPUの開発に転じた可能性がある。

同紙は、サムスンがGPU設計力の向上に力を注ぐ目的として、自社のスマートフォン用APであり「Exynos」のグラフィック処理性能の向上を挙げた。 スマートフォンで映像やゲームを楽しむ層が増えたことから、映像処理能力を高めるためだ。

同紙はまた、サムスンが車両向け半導体市場を念頭に置いて、GPU事業を強化しているという分析も紹介。「最近、エヌビディアがGPUの特徴を活かし、膨大なデータ処理が欠かせない自動走行車技術などへと事業領域へと拡大している」とし、同社の車両用インフォテインメントシステム用AP「Exynos Auto」へのテコ入れの可能性について言及した。


 
 
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