LGとSK、賠償額で神経戦か…バッテリー訴訟

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LGとSK、賠償額で神経戦か…バッテリー訴訟

19日、中央日報は、「SKイノベーションとLG化学が、電気自動車バッテリーの営業機密侵害訴訟と関連した神経戦の最中」であるとし、「両社間の賠償額算定に関わる協議は4月末から本格化したことが分かった」と報じた。
 
(参考記事:「LG化学、SKイノをソウル中央地検に訴える…バッテリー訴訟戦」)
(参考記事:「[特集]EV電池をめぐる韓国企業同士の争いが終結か?米ITCが判決」)
(参考記事:「LG化学とSKイノの和解金は数百億か?」)
 
2月、米国国際貿易委員会(ITC)は両社間の「2次電池の営業機密侵害」訴訟に関し、SKイノベーションに「早期敗訴の予備判決(Initial Determination)」を下した。早期敗訴判決は弁論などの手順無しに最終判決を下すもので、この決定が覆される場合はほぼないという。

そのため、同紙は、「SKイノベーションの立場では適正な水準の賠償金を支給し、関連する問題をまとめることが不確実性解消のためにも必要なこと」であるとし、「両社ともごく少数の関係者と、それぞれの法律事務所の関係者だけが協議に参加している」と伝えた。

ただ、「両社はまだこれといった合意は見つからずにいる」とし、「賠償額の規模をめぐる見解の違いがあまりにも大きいためだ」と伝えた。SK側はLGグループの最高位人物との協議を求めたとされるが、LG側は応じなかったという。

SKイノベーションにとっては、ITCによる最終決定(10月頃)が下される前にLG側と和解する必要があり、和解できない場合は、米国工場における数年間の部材輸入禁止など厳しい措置が予想されている。LG側は先日、ソウル中央地検にSKイノベーションを訴えるなど、「圧力」をかけ続けている。

一方で、同紙は、LG化学は株式全体の40%程度を海外投資家が保有するため、賠償額を任意に決めることができないという関係者の話も紹介。LG化学の筆頭株主は(株)LGで全体の33.34%を持っている。持ち分の57.95%は海外投資家と少額株主などが保有している。


 
 
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