SKイノベーションが第二四半期実績発表…直前四半期比で損失減らす

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SKイノベーションが第二四半期実績発表…直前四半期比で損失減らす

SKイノベーションは29日、2020年第2四半期の実績を発表した。

売上は7兆1,996億ウォン(6,359億5,651万円)、営業損失は4,397億ウォン(388億4,276万円)を記録したと明らかにした。 新型コロナウイルスによる原油価格の下落およびそれに伴う石油製品の販売価格の下落と販売物量の減少で、売上は直前四半期より3兆9,634億ウォン(約3,501億2,368万円)(-35.5%)減少した。
 
(参考記事:「LG化学、SKイノをソウル中央地検に訴える…バッテリー訴訟戦」)
(参考記事:「SKイノベーションのQ1実績 原油価下落響き赤字転落」)
(参考記事:「SKイノ、米バッテリー工場に3兆ウォン追加投資を決定」)
 
営業利益は、石油、化学など全事業群で低迷する市況が続く中、国際原油価格の安定により在庫関連の損失が減少し、中東原油公式販売価格(OSP*; Official Selling Price)下落などの効果が加わり、直前四半期より損失規模を大幅に減らした。 *OSP:サウジアラビアなど中東諸国がアジア地域に原油を輸出する際、国際原油価格に上乗せするプレミアム

下半期は各国の景気浮揚策やグローバル景気の漸進的な回復を受け、石油需要が増加し、精製マージンが改善される見通しだであると同社は説明した。

石油事業は4,329億ウォン(約382億4,205万円)の営業損失を記録した。 中東産原油価格(OSP)の下落と原油価格の上昇によるラギング効果(LaggingEffect*)でマージンが改善し、在庫関連の損失も減り、前四半期より1兆2,031億ウォン(約1,062億8,092万円)大きく改善した。 *ラギング効果:原油購入時点と市場投入時点が1ヶ月以上の差があることから発生する価格差効果

化学事業は在庫関連の損失が減り、燃料価格の下落による変動費が減り、前四半期より営業利益が1,580億ウォン(約139億6,352万円)改善され、682億ウォン(約60億2,772万円)の黒字に転換した。

潤滑油事業は、新型コロナウイルスの影響を受け、米国や欧州市場での基油販売量が大幅に減少したにも関わらず、原価下落によるマージン改善効果により、前四半期より85億ウォン(約7億5,134万円)増加した374億ウォン(約33億590万円)の営業利益を記録した。

石油開発事業は新型コロナウイルスの拡大によって需要が急減し、売上が減少して複合販売単価が下落し、営業利益が前四半期より335億ウォン(約29億6,038万円)減の118億ウォン(約10億4,276万円)を記録した。

バッテリー事業は、新規稼働した海外工場が早期安定化し、販売量が増加したにもかかわらず、グローバル経営システムの構築に向けた一回性コストの増加によって、前四半期より89億ウォン(約7億8,643万円)増加した1,138億ウォン(約100億5,478万円)の営業損失を記録した。

素材事業では、電気車用分離膜の販売増加により、営業利益が前期より167億ウォン(約14億7,553万円)増の437億ウォン(約38億5,950万円)を記録した。 これは新型コロナウイルスにもかかわらず電気自動車バッテリー市場の成長傾向が持続したことから、分離膜の需要も増加したことによるものと解釈される。

SKイノベーションのイ·ミョンヨン財務本部長は「マージンの改善に伴い、前四半期比の営業損失は縮小したものの、依然として厳しい環境が続いており、SKイノベーションのディープチェンジの方向に合わせて熾烈な体質改善と絶え間ない革新を通じて危機を克服していく」と述べた。


 
 
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