ファーウェイが独自チップ「麒麟」の生産を中止へ

半導体

ファーウェイが独自チップ「麒麟」の生産を中止へ

中国のファーウェイが独自開発した半導体「Kirin」(麒麟)の生産が中止されるようだ。

10日、中国の毎日経済新聞は、ファーウェイの余承東=消費者部門CEOが7日、イベントにおいて、今年の秋に発売される同社製の「Mate40」がファーウェイの高性能半導体「Kirin9000」を搭載する最後のスマートフォンになると述べたと報じた。韓国各紙もこれを引用し報じた。
 
(参考記事:「サムスン、ファーウェイのSOC生産要請を拒否か」)
(参考記事:「[特集]さらなる対中制裁、「最悪の事態」を想定した韓台企業の動き」)
(参考記事:「[特集]ファーウェイ制裁強化による韓国企業への影響」)
 
余CEOは、これについて「私たちには非常に大きな損失だ」とし、9月15日から「Kirin」の生産が中止されると述べたという。

米国商務省による制裁により、今年9月15日から、米国の部品や技術を使用した企業は、米政府の許可なしにファーウェイと取引することができなくなる。「Kirin」は、世界最大のファウンドリ(半導体受託生産)メーカーである台湾TSMCが製造してきたが、TSMCは米商務省による同制裁を受け、ファーウェイとの取引を中止していた。

余CEOは、「我々は、チップを生産する方法がない。現在、中国の半導体産業は、《Kirin》のような高性能チップを量産するレベルに達していなかった」と述べたという。

「Kirin」に代わるファーウェイの次期チップについては、台湾メディアテックが生産するモバイル半導体を購入するという説がある一方、ウォールストリートジャーナル(WSJ)は8日、クアルコムが自社製チップをファーウェイに販売できるよう、販売制限の緩和に向け米政府にロビー活動を行っていると報じている。


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない