サムスン電子が、今年上半期(1~6月)歴代最高額の研究開発(R&D)費用を支出したことがわかった。
14日、サムスン電子が発表した半期報告書によると、サムスン電子は、上半期研究開発費として10兆5850億ウォン(約9504億円)を支出した。
(参考記事:「LG化学の昨年R&Dは約1兆円…プレミアムEV電池開発など」)
(参考記事:「サムスンのR&D、昨年20兆ウォン超えで過去最大」)
(参考記事:「サムスンとSKの昨年R&D大幅増加。半導体不況にも関わらず」)
前年同期(10兆1267億ウォン、約9093億円)に比べ約4600億ウォン(約413億円)高い金額だ。売上比R&D投資の割合は9.8%だ。韓国各紙も報じた。
サムスン電子は、上半期の施設投資として17兆1000億ウォン(約1兆5354億円)を支出したと明かした。半導体事業で14兆7000億ウォン(約1兆3196億円)、ディスプレイ事業で1兆6000億(約1436億円)などを使った。
サムスン電子の関係者は「市場の状況に合わせて柔軟に施設投資を行った」とし、「システム半導体、ディスプレイの競争力強化など未来のための投資を続けていく」と明かした。