チョソンビズは24日、「来年には、100万ウォン(約8万9000円)以下の価格帯のフォルダブルフォンを見ることができると思われる」とし、海外メディアSamMobileの報道を基に、「サムスン電子が、1000ドル(約118万ウォン、約10万6000円)未満のフォルダブルフォン製品の開発を準備していると」と報じた。
サムスン電子が、昨年販売した初代フォルダブルフォンである「Galaxy Fold」は293万8000ウォン(約26万円)、今年初めに発売された「Galaxy Z flip」は164万ウォン(約14万6000円)だった。フォルダブルフォンは新しいフォームファクター技術や機能などが搭載されるため、高価格となっている。来月発売予定である「Galaxy Z Fold2」は240万ウォン(約21万3000円)と予想されている。
チョソンビズは「サムスンが新しく開発中の製品のモデル番号はSM-F415だ」とし、「横軸ではなく縦方向に折りたたむクラムシェル(貝殻)デザイン形態のフォルダブルフォンと予想される」と伝えた。その上で、「価格は、サムスン電子が来年に発売するとされるGalaxy Z Fold2 Lightバージョンより安いと思われる」と言及した。Galaxy Z Fold2 Lightバージョンは900ドルと予想されている。
サムモバイルは「フォルダブルフォンの価格を下げればより多くの顧客が手にするようになり、600~700ドルが潜在的需要を増やすことができる」と分析したという。
市場調査会社ストラテジー・アナリティクス(SA)によると、グローバルフォルダブルフォンの市場規模は、昨年の100万台から2025年には約1億台まで急増する見通しだ。
(参考記事:「発表間近の「Galaxy Fold2」と「Galaxy Z flip 5G」は前作と同価格か」)
(参考記事:「サムスン、UTG供給会社と関係強化。新契約とロイヤリティ」)