サムスン電機のMLCC事業、下半期も好調が予想

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サムスン電機のMLCC事業、下半期も好調が予想

サムスン電機のMLCC事業が今年上期に改善の兆しを見せた中、下半期も需要回復に支えられ、市場期待値を上回る業績を上げるとの予想が出ている。

ニューデイリー経済は24日、「サムスン電機のMLCCなどコンポーネントソリューション部門の今年上期の稼働率は86%となった。 前年同期比で21%p上昇した」とし、「コロナの影響でモジュールソリューションと基板ソリューションの生産実績が減少した中で、単独成長して全社業績を支えた」と分析。

 
下半期に関してサムスン電機は、第2四半期の業績コンファレンスコールにおいて、「下半期は戦略取引先フラッグシップの新モデル発売および5G採用増加でモバイル中心に需要回復が期待され、コロナ19の長期化でパソコン、ゲーム機用の需要も持続する」とし、「下期の出荷量は上期比10%強の増加が見込まれ、平均販売価格(ASP)も販売価格安定化および製品ミックス改善効果で上期水準を維持する」と説明している。

同紙は、「特に、中国天津新工場の下期内の仕上げ工事や設備セットアップなどを進め、工場稼動のための全ての準備を完了する方針だ」とし、「サムスン電機は、下期中の工場稼動を推進し、市場需要に適する一方で、今後、電装需要が回復すれば、天津の新規ラインを活用して積極的に対応する計画」であると伝えた。

サムスン電機は、非IT用MLCCの割合を昨年の30%から2024年には50%まで増やすという目標を持っており、2022年には電装用MLCCでもグローバル2位を達成するものと期待しているという。

イ·ジェヨンサムスン電子副会長も先月、サムスン電機釜山事業所を訪問し、電装用MLCCを点検するなど、高い関心を示した。 サムスン電機の釜山事業所は、電装やIT用MLCC、次世代パッケージ基板などを生産している。 特に2018年、電装用MLCC専用生産工場を構築し、需要増加に対応している。

同紙によると、業界関係者は、「サムスン電機のMLCC業績が下期に本格改善する」とし、「業界全般に在庫水準が低くなった状態でフィリピン拠点の正常化による稼働率上昇効果が大きい」と述べたという。

 
(参考記事:「サムスン電機がiPhone12シリーズにMLCC供給か」)
(参考記事:「サムスン電機が第二四半期実績発表…営業利益大幅減もMLCC売上は増加」)
(参考記事:「サムスン総裁がMLCC事業を視察…電装用MLCCなど市場戦略協議」)
 


 
 
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