今年1~7月の世界EV電池シェア、LG化学がシェア25%を占め1位を維持

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今年1~7月の世界EV電池シェア、LG化学がシェア25%を占め1位を維持

SNEリサーチ(1日)の発表によると、電気自動車バッテリー市場における今年1~7月累計において、LG化学が世界シェアで1位を記録したことが分かった。同社は7月単月でも1位だった。

同発表によると、電気自動車(EV、PHEV、HEV)搭載バッテリーの使用量ランキング(1~7月間)において、1位がLG化学(13.4Gwh/シェア25.1%)、2位は中国CATL(12.7Gwh/シェア23.8%)であり、3位は日本のパナソニック(10.1Gwh/シェア18.9%)、4位はサムスンSDI(3.4Gwh/シェア6.4&)、5位は中国BYD(3.2Gwh/シェア5.9%)、6位はSKイノベーション(2.2Gwh/シェア4.1%)、7位はAESC(1.9Gwh/シェア3.6%)、8位はPEVE(1.1Gwh/シェア2.0%)、9位はGuoxuan(1.0Gwh/シェア1.9%)、10位はCALB(0.9Gwh/シェア1.7%)だった。

2020年1〜7月の世界各国に車両登録された電気自動車のバッテリーのエネルギー総量は53.3GWhで、前年同期比16.8%減少した。第1、第2四半期に主要市場である中国と米国市場を中心に、新型コロナウイルスの影響で電気自動車の需要が減少したことによるものだ。

SNEリサーチは、「2位CATLと3位パナソニックをはじめ、ほぼ大半の日系および中国系の主要企業が減少から抜け出せなかった。ただし、CALB(10位)は中国系では唯一急成長を示した」と評価した。

一方で、韓国系3社はすべて二桁成長を記録しており、シェアが大幅に増えた。LG化学は97.4%増の13.4GWhを記録し、前年同期の4位から1位に上がった。サムスンSDIは52.6%増の3.4GWhで順位が5位から4位へと上昇。SKイノベーションは86.5%増となる2.2GWhを記録し、順位が三階段上げた。

SNEリサーチは、「(韓国系)3社の成長は、各社のバッテリーを搭載しているモデルの販売増加に伴うものである」と分析。LG化学は、主にテスラのモデル3(中国産)、ルノーのZOE、ポルシェのタイカンEVなどの販売が好調で、継続的な成長を見せた。サムスンSDIは、アウディE-トロンEV(71kWh)、フォードのクーガPHEV、BMW 330eなどの販売増加が成長につながった。 SKイノベーションは現代のPORTER2 Electricと起亜のNiro EV、ソウルブースターなどの販売好調により使用量が急増したという。

バッテリーメーカーの市場シェアでは、韓国系3社すべてのシェアが急騰し、これらのシェアの合計が前年同期15.9%から35.6%へと倍以上に増えた。

日系はパナソニックのシェアが下落し、全体のシェアが下がった。

中国系はCATLとBYD、Guoxuanなどは、減少率が市場平均を上回ることによりシェアが落ちた。しかし、AESCとCALBは減少率が市場平均よりも低いか、あるいは使用量が急増し、シェア率が上昇した。中国系全体のシェア合計はやや下落した。

一方、2020年7月単月のグローバル電気自動車のバッテリーの使用量は、10.5GWhで、前年同期比20.9%増加した。
 
(参考記事:「中国のEV電池使用量、12カ月ぶり増加に転じる」)
(参考記事:「今年1~6月の世界EV電池シェア、LG化学が約25%占め1位」)
(参考記事:「1~5月のEV車販売世界ランク…現代自動車6位、起亜7位」)
 


 
 
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