「サムスンのオートモーティブ事業、複数のパートナーと生態系構築」担当常務が説明

半導体

「サムスンのオートモーティブ事業、複数のパートナーと生態系構築」担当常務が説明

サムスン電子が車載半導体事業の競争力向上のため、様々な技術パートナーと協力を通じ競争力を強化しているようだ。

アジュ経済紙は7日、オンラインで開かれた「第1回未来自動車技術の共同ワークショップ」において3日に登壇したノ・ミジョン=サムスン電子ファウンドリ(半導体受託生産)デザインプラットフォーム開発室常務の講演内容を基に、サムスン電子の車載半導体事業の動向について報じた。

同紙によると、ノ常務は、「オートモーティブ事業は、想像より簡単ではなく、険しい道」とし、「複数のパートナーとエコ(生態系)を構築しており、(昨年比で)はるかに多くのパートナーを確保した」と述べたという。

同紙によると、車載向け半導体の生産は、高い温度に耐えるだけの耐久性と信頼性などが要求され、サムスン電子も単独では開発ができず、EDA(電子設計自動化)、IP(設計資産)、デザイン、パッケージ等の各分野別のパートナーと協働が必要であるという。

ノ常務は、「昨年までは、ASILのBを満たすIPアドレスをたくさん準備し、今年はASIL Dをターゲットとするプランがたくさんある」とし、「ASIL DはADASなど、いくつかの特化したSoC(システム・オン・チップ)で、これを生産できるIPアドレスを確保した」と述べたという。

ASILは事故発生の可能性と重大度、運転者制御の可能性などを基準に評価する安全規格である。 A、B、C、Dなどの4つのレベルに区分され、Dランクは最も高いレベルの安全性評価である。

アジュ経済紙は、「サムスン電子が昨年までは、安全性と関連が薄いIVI用半導体を供給したということは、今年は自律走行に関する半導体IPを確保したため、関連案件の受注に本格的に乗り出すということ」だとし、「サムスン電子は昨年子会社であるハーマンと協力し、アウディの《Exynos Auto 8890》を供給するなど、IVI半導体部門では一定の成果を出している」と伝えた。

サムスン電子によると、「Exynos Auto 8890」は、8個のCPUコアと12個のGPUコアを搭載し、車両の制御、ナビゲーション、マルチメディア再生など、様々な機能が円滑に実行できるとされ、複数のオペレーティングシステム(OS)をサポートし、最大4つのディスプレイを同時に駆動させることができるとされている。
 
(画像:サムスン電子提供)
 
(参考記事:「[特集]注目されるサムスンと現代自動車の接近」)
(参考記事:「「サムスン、車両用ファウンドリに5ナノ適用」と韓国紙」)
(参考記事:「サムスンがGPU設計力強化か…自律走行車見据え」)
 


 
 
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