「大韓油化、二次電池分離膜用PEが成長」韓国証券社が評価引き上げ

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「大韓油化、二次電池分離膜用PEが成長」韓国証券社が評価引き上げ

ユアンタ証券は7日、大韓油化(Korea Petrochemical)についてのレポートを公表し、二次電池分離膜用PE成長性を評価し、適正株価を従来の14万ウォンから28万ウォンに引き上げ、投資意見も「Buy」に高めた。

同証券のファン・ギュウォン研究員は、評価引き上げの理由について、「(大韓油化は)Covid19以降、主力製品であるPE / PP収益の改善の中で、二次電池の恩恵素材企業として浮上するからである」とし、「特に、二次電池分離膜素材として使用される超高分子ポリエチレン(UWPE)事業価値が5,000億ウォン(約447億円)と再評価される」と述べた。

ファン研究員は続けて、「2020年下半期〜2021年の主力事業であるPE / PPなどの主力製品業績回復が可視化されている」とし、「2021年予想の営業利益の規模は2,113億ウォンで、2019年1,138億ウォンと、2020年1,333億ウォン(e)に比べて86%と59%の成長が予想される」と分析した。
 

 
ファン研究員は、同社が二次電池市場の成長傾向に合わせ、2次電池分離膜素材核心原料である「超高分子ポリエチレン(UWPE:Utlra Weight Poly-Ethylene)が浮上する見通しだ」と分析。

ファン研究員は、UWPE市場について、「2020年2次電池分離膜用UWPE世界的な需要の規模は25万トン水準である」とし、「電気自動車用2次電池市場の拡大に支えられ、UWPE市場も年平均20%成長し、2030年に年間需要規模が132万トンに達する見込みである」と予想した。ただし「2030年以降、全固体電池の量産が進むにつれて、逆に成長するものと見られる」と付け加えた。

続けて、「大韓油化のUWPE生産能力は年産12万トン(蔚山2ライン)で、グローバル需要量の50%を保有している」とし、「2020年の生産量は5〜6万トンのレベルで2021年末〜2022年にフル生産が予想される。 2023年に入ると、既存の蔚山工場の汎用PE設備1ライン14万トンの設備をUWPEに切り替えて、市場の成長に対応するものと思われる」と予想し、「既存設備の切り替えコストは200〜300億ウォン(既存の重合設備を補完投資額)レベルで大きくない」と付け加えた。

同社のUWPE製品の価格について、「《汎用PE価格+ 400 $》程度で供給されている」とし、「2020〜2023年UWPE営業利益率は45%に迫る見通しだ。主な納入先はSKイノベーション㈜、中国の分離膜メーカーなどである」と述べた。

(画像:iStock)


 
 
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