韓国証券社「SKハイニクス7~9月実績は不振、サーバー需要不振予想以上」

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韓国証券社「SKハイニクス7~9月実績は不振、サーバー需要不振予想以上」

キウム証券は11日、SKハイニクスの分析レポートを発表。同証券のパク・ユアク研究員は「3Q20(今年7~9月)の実績は売上高7.6兆ウォン(約6800億円)(-12%QoQ)、営業利益1.2兆ウォン(約1070億円)(-39%QoQ)を記録する」とし、「当社と市場の期待を若干下回ると予想される」と分析。「これはノートパソコンの需要が予想を上回っているものの、サーバーとモバイルの需要不振が続いているためである」と付け加えた。

パク研究員は、DRAMのについて、「会社側のガイダンスを下回る出荷を記録するものと予想される」とし、「NANDは予想より高い価格下落率を記録するものと見られる」と述べた。
続けて、「最近になりDRAMのスポット価格が連日上昇中ではあるが、DRAMの固定価格上昇に繋がるには及ばない」と予想した。

事業部門別の業績については、DRAMが売上高5.4兆ウォン(約4840億円)(-15%QoQ)、営業利益1.4兆ウォン(約1250億円)(-39%QoQ)、NANDが売上高2.0兆ウォン(約1790億円)(-2%QoQ)、営業赤字1,430億ウォン(約128億円)(赤字継続)になると予想した。

4Q20(今年10~12月)の実績については、売上高7.0兆ウォン(約6272億円)(-8%QoQ)、営業利益6,818億ウォン(約610億円)(-43%QoQ)となり、「四半期の業績減少が続く見通し」との予想を示した。
パク研究員は、同予想について「これはサーバーの需要不振が予想よりも大きく、DRAMの価格下落に繋がるとの判断からである」とし、「サーバーは、中国のAlibabaとTencentからの需要増が続いているが、米中貿易紛争激化によるByteDance、Microsoft、Googleの投資縮小と広告収入の減少によるFacebookの投資減少にさらに大きな影響を受けている」と分析。
続いて、「これらの需要減速は4Q20サーバー向けDRAMの価格急落とSKハイニックスの実績急減に続くものと思われる」とし、「4Q20 NAND部門は、新規コンソールゲームの発売にもかかわらず、モバイル製品の需要不振の影響により、営業赤字が続く見通し」であると述べた。
 
(参考記事:「SKハイニクス、海外向債権5億ドル発行か」)
(参考記事:「SKハイニクス、下半期業績悪化予想も株価は反発」)
(参考記事:「4~6月DRAM世界シェア、サムスン43.5%、SKハイニクス30.1%」)
 


 
 
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