「SKイノのバッテリー事業、LGとの訴訟戦に関わらず事業価値高まる」韓国証券社

EV電池

「SKイノのバッテリー事業、LGとの訴訟戦に関わらず事業価値高まる」韓国証券社

韓国のユアンタ証券は14日、SKイノベーションに関する分析レポートを発表し、「バッテリー/分離膜がさらに成長する」として目標株価など評価を引き上げた。

同証券のファン・ギュオン研究員は、SKイノベーションの評価引き上げの根拠について、 ①2021年の世界の原油需要(+)の転換に伴う精製マージンの回復、②電池部門を追加受注/増設につながる好循環局面入り、③営業利益率35%に達する分離膜子会社IPO価値などを挙げた。

その上で、「LG化との間で進行中の訴訟戦のなかでもSKイノベーションのバッテリーの価値が高まっているという点に注目しなければならない」と強調した。

バッテリー事業についてファン研究員は、「2020年第4四半期からバッテリー部門は好循環局面(受注拡大→キャパ拡大→外形成長)に入る」と予想した。
続けて、「バッテリー受注残高は、既存の480GW(約50兆ウォン=約4.5兆円)で、海外取引先(フォルクスワーゲン、フォードなど)の追加注文で2020年の終わりに520GWに高まる」を見通した。
また、「バッテリー追加投資(欧州)を介して、バッテリーの生産キャパは2020年20GWで2023〜2024年100GWに高まる」とし、「2021年に現代自動車のジェネシスの電気自動車モデル、フォルクスワーゲンIE4(米国消費)、フォードF-150(ピックアップトラック)の販売が本格化されることによって、バッテリーの売上高も2020年の1.9兆ウォン(営業損失△4,500億ウォン)、2021年4.0兆ウォン(営業損失△2,200億ウォン)、2022年6.4兆ウォン(営業利益3,800億ウォン)などの成長が予想される」と述べた。

その上で、2021年基準のバッテリー事業の価値を8.8兆ウォン(約8千億円/グローバル市場シェア11%/平均営業利益率5%)と見積もった。

ファン研究員は分離膜事業について、「2021年7月に上場を準備中SKIEテクノロジー上場価値も5.2兆ウォンを超える見通しだ」とし、「SKイノベーションで生産されたバッテリー(子会社分離膜を使用)で火災が発生していなかったという点で、技術力を高く評価することができる」と分析した。
営業利益の規模については、2019年806億ウォン、2020年と1902年億(e)、2021年2,574億ウォン(e)、2022年3,084億ウォン(e)と予想した。平均営業利益も35%とし、「バッテリー材料業種の中で最も高い」と評価した。
 
(参考記事:「[特集]LGとSKの対立が再び激化…バッテリー訴訟めぐり世論戦」)
(参考記事:「「SKイノベーションが下半期にハンガリーで第3工場着工」と韓国紙報じる」)
(参考記事:「韓国証券会社「SKイノベーションの電池事業は過小評価」」)
 


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない