サムスンDがQD-OLEDパネルを中国TCLに供給か…韓国紙報じる

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サムスンDがQD-OLEDパネルを中国TCLに供給か…韓国紙報じる

サムスンディスプレイが量子ドット(QD)パネルを中国テレビメーカーに供給するという報道が出ている。

中央日報は15日、部品業界の情報を基に、「中国TVメーカーTCLが来年上半期(1〜6月)ごろに、サムスンディスプレイからQDパネルの納品を受けることに決めた」と報じた。

サムスンのQDパネルは、青色有機発光ダイオード(OLED)を自発光素子として活用する方式であり、一般的には「QD-OLED」パネルとも呼ばれる。サムスンディスプレイは、7月にQDディスプレイの生産設備を搬入する記念式典を開くなど、同開発に拍車をかけていた。

しかし、今月3日には、有力経済紙であるチョソンビズが、「サムスン電子は、サムスンディスプレイが2021年の量産に乗り出すQD-OLEDパネルを適用したTVの発売を現時点で検討していないことが分かった」と報じていた。

QDディスプレイにもう一つ乗り気ではないサムスン電子の代わりに、サムスンディスプレイが中国TCLをQDパネルの有力供給先に見定めた可能性がある。

中央日報は、「サムスンディスプレイは、サムスン電子の購入がなくともQD事業を継続する計画である」とし、最近、日本のソニーやパナソニックにもQD-OLEDパネルの試作品を提供していた事実などを挙げた。

TCLとサムスンディスプレイは関係が近い。4年前にTCLの子会社チャイナスター(CSOT)が、中国の深圳に大型LCD工場を建てる際にはサムスン側が21億元を投資した。また、先月にはサムスンの蘇州(蘇州)LCD工場をTCLが10億8000万ドルで買収している。
 
(参考記事:「サムスンはQDディスプレイに積極的ではない…韓国紙報道」)
(参考記事:「サムスン電子のQDディスプレイ量産で「QLED」ブランドはどうなるか?」)
(参考記事:「「サムスンD、QD評価用パネルをソニーなど複数社に発送」と韓国紙」)
 


 
 
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