特許訴訟に強いソウル半導体…今度は米国で現地企業に勝訴

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特許訴訟に強いソウル半導体…今度は米国で現地企業に勝訴

グローバル企業との特許訴訟「80戦80勝」…ソウル半導体『特許は製造メーカーの命綱』

LED(発光ダイオード)専門メーカーであるソウル半導体が、アメリカカリフォルニア裁判所において、現地の電子製品流通会社The Factory Depotを相手に起こした訴訟で勝訴したと15日明らかにした。

これにより、The Factory Depotの「フィリップステレビサイネージ(大型モニター)」とアメリカの照明メーカーFeitの「LED照明バルブ(電球)」製品の販売が永久的に禁止された。

ソウル半導体がグローバル流通・製造社との特許訴訟で手にした新たな勝訴だ。同社は2003年以降、80件余りのLED技術の特許関連訴訟においてすべて勝訴している。

今回の訴訟で、フィリップスのテレビサイネージがソウル半導体のLEDパッケージング技術、FeitのLED照明バルブはフィラメントLEDの特許を侵害したことが認められたというのが会社側の説明だ。

韓国経済新聞は15日、「流通会社を相手取り訴訟を起こしたのは戦略的な判断である」とし、ソウル半導体の関係者による「流通会社に訴訟を起こせば裁判所の調査過程でブランド会社、委託製造メーカー、販売メーカーを同時に相手取ることができるため効率的」とのコメントを紹介した。

ソウル半導体は昨年10月にも、アメリカの家電流通会社のフライズ・エレクトロニクスとの訴訟により、フィリップステレビ製品の販売禁止判決を勝ち取った。

ソウル半導体は保有特許の侵害に徹底的に対応する企業として有名だ。同社はグローバルLED業界で最も多い1万4000余りの特許・ライセンスを保有している。コア技術として挙げられる「WICOP」(パッケージプロセスをなくしたLED技術)「Acrich」(高電力LED照明技術)などは特許侵害目録によく挙がる技術だ。

ソウル半導体は2003年、台湾のLED企業AOTを相手に白色LED特許関連の初訴訟を起こし、特許侵害判決を勝ち取った後、社長は「競争会社の製品を分解し、侵害の事実を正確に確認してから法的手続きをするため勝訴率が高い」と説明した。

今月初めには、2018年に技術人材を引き抜き自社の営業秘密を盗んだ疑いで訴えた台湾のエバーライトに対し勝訴した。

(画像:ソウル半導体のイ・ジョンフン代表=同社提供)
 
(参考記事:「台湾エバーライトに罰金刑…ソウル半導体のLED技術流出事件」)
(参考記事:「ソウル半導体がLED技術侵害で米企業を提訴。」)
(参考記事:「ソウル半導体がコイズミにLED供給」)
 


 
 
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