「イルジンディスプレイ社のサファイアウエハー事業の中長期成長に注目」…韓国証券社

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「イルジンディスプレイ社のサファイアウエハー事業の中長期成長に注目」…韓国証券社

ユアンタ証券は17日、イルジンディスプレイ(ILJIN DISPLAY)に関する分析レポートを公表し、「LED市場の変化のなかで、注目すべき企業」であると評価した。同社はLEDチップの原材料であるサファイアウェハー、IT機器用TSP(Touch Screen Panel)生産メーカーである。

同証券のキム・グァンジン研究員は、「過去数年間、中国製の低価製品によるサファイアウェハーの競争の激化、Y-OCTA適用によるTSP需要減少などで売上減少及び収益性の悪化を経験したが、来年から両事業部門とも大幅の成長が予想される」と分析し、「中でもLED市場での地殻変動が予想され、特にサファイアウェハーの中長期成長に注目をする必要がある」との判断を示した。
続けて、「現在の株価は来年の予想業績を基準にP/E 11.0Xで取引中であり、ミニLED→QNED→マイクロLEDへのLED市場大変化の中で核心的な恩恵として中長期成長を考慮して再評価が必要である」と述べた。

キム研究員は、市場環境について「来年から主要ITメーカーが一斉にミニLEDを上位トリム適用技術として採択されることにより、LED市場の地殻変動が予想される」とし、「来年、サムスン電子は200~300万台水準のミニLEDテレビモデルを、アップルはiPad/MacBook/iMacから計6つのミニLEDモデルを発売予定である」とした上で、「ミニLEDは8Kテレビ基準で12,000~15,000個、4K基準で5,000~6,000個のチップを搭載する。一般のLEDテレビに比べ10倍以上である」と分析。
続けて、「ミニLEDチップのサイズは200μm基準で、既存のLEDチップ比1/9水準である。製造工程の微細化で工程の難易度が上昇する。歩留まり確保のために、品質特性が優秀なHigh-endサファイアウェハーの需要増加及び生産性向上のため、半導体市場と類似した大型化(4インチから6インチ)を実施する」と述べた。

キム研究員は、「しかし、供給メーカーは制限的な状況で、同社サファイアウェハー部門に対する再評価が期待される。また、ミニLEDは過渡期的な技術でありQNED、マイクロLEDへと技術が進歩する過程で事業価値が引き続き浮上するしかないという点に注目する必要がある」との見方を示した。
 
(画像:イルジンディスプレイ社ウェブサイトキャプション)


 
 
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