テスラのイーロン・マスクCEOが21日(現地時間)、自身のツイッターにおいて、「LG化学、パナソニック、CATLからのバッテリーセル購入量を増やす」と述べた。 また、他のバッテリーメーカーが作ったセルも購入できるという考えも伝えた。
今後、テスラはモデルS、モデルX、モデル3だけでなく、セミトラック、ロードスター、サイバートラックなども生産するため、多様な会社からバッテリーを購入する計画だ。
同ツイートは米国西部時間で22日午後に行われたテスラ「バッテリーデイ」開催を翌日に控えて投稿された。
(画像:イーロン・マスクCEOの該当ツイート)
マスクCEOはまた、ツイッターに、「明日行われるテスラバッテリーデイに関する重要な告知をする」とし「これは長期的に生産するセミトラック、サイバートラック、ロードスターなどに該当し、私たちが発表する製品は2022年まで大量生産されないだろう」と見通した。
翌日開催されたバッテリーデイで、テスラは、独自に生産するバッテリーについて情報を公開した。従来よりもエネルギー密度を高め、新素材や工程の効率化によってコストを56%下げるという。また、2022年には2万5000ドル水準の電気自動車(EV)も発売することなどが言及された。
テスラは、中国で生産されるモデル3にはLG化学とCATLバッテリーを搭載。米国で生産されるモデル3にはパナソニックのバッテリーを搭載している。
(参考記事:「今年1~7月の世界EV電池シェア、LG化学がシェア25%を占め1位を維持」)
(参考記事:「LG化学、テスラへのバッテリー供給が急拡大」)