「MLCC業績改善はサムスン電機と日本企業に需要集中」韓国証券社

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「MLCC業績改善はサムスン電機と日本企業に需要集中」韓国証券社

キウム証券は25日、MLCC(積層セラミックコンデンサー)の産業動向について分析したレポートを発表した。同証券は、「MLCCは5Gスマートフォン需要に基づいて、改善のサイクルに入った」とし、「中華企業の対応が難しいだけに、サムスン電機と日本企業に需要が集中するだろう」との見通しを示した。

同証券のキム・ジサン研究員は、「MLCCの業況が5Gスマートフォンの需要増によって、本格的な改善サイクルに入った」とし、「業界全体で在庫状況が低下している状況で、下半期のスマートフォン新モデル発売に伴う物量確保の歩みが具体化されている」と分析した。

キム研究員は「《iPhone12 Pro》シリーズと《Galaxy Note20 Ultra》をきっかけに5G mmWaveの勢いが本格化され、MLCCの平均搭載量増加(Contents Growth)に反映される」とし、特に「フラッグシップモバイル用は0603、0402規格などの小型、高容量品が主流となっており、製品Mix改善効果が高く、中華系MLCCメーカーの対応が難しいだけに、サムスン電機と日本企業に需要が集中するだろう」と述べた。

また電装用に関してキム研究員は、「コロナによる低迷を乗り越え、第3四半期から回復している」とし、「主に1005規格以上の大型品のため、生産能力侵食効果が大きく、平均販売価格の上昇を導くものである」と述べた。続けて、「先行する日本企業が電装用の対応を強化する過程で、IT用需給状況が改善されうる」とした上で、「来年、電装用MLCC市場は20%成長する」との見通しを示した。

キム研究員は、「MLCC業況が好転していることを多くの産業の指標を使用して確認することができる」とし、「Yageoの第3四半期のうち2ヶ月の売上高が、KEMET引数効果が加わり、前年同期比111%急増した」ことや、「村田のCapacitor売上高に対する受注残高の割合が昨年第3四半期を底に上昇転換し、今後の実績の改善を示唆している」と言及。続けて、「サムスン電機のMLCC営業利益率は6四半期ぶりに前年比上昇に転換するが、その幅は予想よりも大きいだろう」と述べた。
 
(参考記事:「サムスン電機のMLCC事業、下半期も好調が予想」)
(参考記事:「サムスン電機がiPhone12シリーズにMLCC供給か」)
(参考記事:「サムスン総裁がMLCC事業を視察…電装用MLCCなど市場戦略協議」)
 


 
 
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