LGとSKのバッテリー訴訟、米国貿委は判決延期…背景に米雇用影響への懸念見方も

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LGとSKのバッテリー訴訟、米国貿委は判決延期…背景に米雇用影響への懸念見方も

LG化学SKイノベーションが米国で争っている「バッテリー訴訟」の最終判決が延期された。

27日、LG化学SKイノベーションによる二次電池の営業秘密侵害訴訟を担当したアメリカ国際貿易委員会(ITC)は25日(現地時間)、当初10月5日に予定された最終的な判決日程を、同月26日に延期すると発表した。韓国各紙も報じた。

ITCはLG化学が提起した営業秘密の侵害訴訟で、今年2月、SKイノベーションに「早期敗訴の判決(default judgment)」を下し、来る10月5日に最終判決を下す予定だった。早期敗訴決定当時、ITCは営業秘密侵害訴訟前後の過程で、SKイノベーションが証拠毀損などを含む法定冒涜行為などをしたとの判断を示していた。

ITCは最終判決延期の理由に言及していないが、チョソンビズによると、「最終判決に変化があるではないかという観測が業界内外で提起されている」とし、「現在、全面中断された両社の賠償金の合意が再開される時間を稼いという意見も出た」と報じた。

続けて、「SKイノベーションを一方的に制裁する判決が現地の雇用創出など、米国の政治と経済に不利であるという声が高まり、ITCも苦心していることが分かったと伝えた。

一方で同紙は、LG化学側は、「ITCで進行中の他の訴訟にも最終的な決定などの日程が延期されたことから、コロナなどの影響で日程が押され順延されたものと見られる」との主張も紹介している。
 
(参考記事:「[特集]LGとSKの対立が再び激化…バッテリー訴訟めぐり世論戦」)
(参考記事:「「SKイノのバッテリー事業、LGとの訴訟戦に関わらず事業価値高まる」韓国証券社」)
(参考記事:「バッテリー訴訟、LGとSKの和解協議難航か…金額に大きな開きと韓国紙」)
 


 
 
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