次世代半導体素材の開発を加速させる日韓…「日本は酸化ガリウム分野の強者」と韓国紙

半導体 研究開発

次世代半導体素材の開発を加速させる日韓…「日本は酸化ガリウム分野の強者」と韓国紙

韓国の専門メディア・電子新聞(etnews)は28日、「韓国と日本政府が相次いで次世代システム半導体産業の育成のための中長期支援政策を打ち出し、主導権争いが加速している」と報じた。

韓国政府は2029年までに次世代システム半導体技術の確保のために1兆ウォン(約890億円)以上を投入するというロードマップを発表しているが、「日本は世界的に認められた素材技術力を土台に、低消費電力の半導体の開発に集中する」と指摘。

日本経済新聞(26日)によると、日本の経済産業省は、消費電力が少ない次世代半導体を開発している民間企業と大学のための資金支援に乗り出す。経産省は来年度、当該事業予算案に約21億3000万円(約237億ウォン)を想定し、5年間支援する。消費電力を削減することができる半導体用素材「酸化ガリウム」の商用化を推進する民間企業などを集中的に支援する計画だ。

電子新聞は、「日本は、酸化ガリウム分野の強者だ」とし、「去る2010年代に世界で初めて研究を開始してから、しっかりとした政府の支援をもとに、市場競争力を確保している」と評価した。

同紙は韓国も酸化ガリウム半導体の研究を加速させているが、「日本と比較するとよちよち歩きのレベルというのが業界の見方だ」と伝えた。

韓国では2017年、電気電子材料学会傘下の「韓国酸化ガリウム技術研究会」が設立され、独自の技術開発が開始された。今年はムン・ジェギョン韓国電子通信研究院(ETRI)責任研究員を統括責任とし、同国科学省の課題政策にも指定された。

電子新聞によると、界の専門家は、「日本が韓国を含む競争国より酸化ガリウム関連技術部門で最も進んでいるのは事実」とし「商用化に成功すれば、他の素材に比べて、半導体製造コストを大幅に削減することができ、多様な応用先に使われるだろう」と述べたという。


 
 
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