サムスン電機の中国MLCC工場、年内稼働は困難か…自動車市場低迷などで

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サムスン電機の中国MLCC工場、年内稼働は困難か…自動車市場低迷などで

自動車市場がマイナス成長をみせたことで、中国天津にあるサムスン電機のMLCC工場の年内稼働が難しくなったとの見方が出ている。

MLCC(積層セラミック コンデンサ)は、電気を蓄えたり放出したりする電子部品であり、サムスン電機は日本の村田製作所に次いで世界シェアで2位を占めている。

ニューデイリー経済は29日、業界情報を基に、「サムスン電機の中国天津にある電装用MLCC工場は来年から本格稼働に入る見通しだ」とし、年内稼働には否定的な見方を示した。

サムスン電機は電装事業の拡大に向けて、2018年に5733億ウォン(約520億円)を投じ、中国天津にMLCC生産工場を新築すると明らかにした。ニューデイリー経済紙によると、「多数のグローバル自動車メーカーが中国に工場を構えているだけに、中国市場内の電装用MLCC事業の成長性が大きいという判断から」だったという。同工場は2020年内には稼働するものと予想されていた。
同紙によると、「実際、サムスン電機は現在天津工場に設備を搬入するなど稼働に向けた最後の作業に取りかかっている」が、「新型コロナウイルス感染症の影響による自動車市場の低迷で、今年の稼働は事実上難しいものと見られる」と伝えた。

続けて、「業界では、サムスン電機が取引先の低迷による需要減速と工場稼働時に発生する減価償却などを考慮し、天津工場稼働の時期を来年に繰り越すものと見ている」と伝えた。

 
(参考記事:「「MLCC業績改善はサムスン電機と日本企業に需要集中」韓国証券社」)
(参考記事:「韓国証券社「サムスン電機のMLCC事業改善は期待以上」」)
(参考記事:「サムスン電機のMLCC事業、下半期も好調が予想」)
 


 
 
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