韓国政府、中国からのフッ化水素輸入に支援金…「脱日本」対策の一環か

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韓国政府、中国からのフッ化水素輸入に支援金…「脱日本」対策の一環か

韓国政府が国内企業にフッ化水素の輸入に支援金を供出しているようだ。

東亜日報は2日、韓国貿易保険公社が韓国与党議員に提出した資料を基に、「貿易保険公社が最近、国内の中小企業にフッ化水素輸入額17万ドルを支援した」と報じた。

同記事によると、支援を受けた中小企業は、中国からフッ化水素を輸入・1次加工をした上でSKマテリアルズに納品し、SKマテリアルズがこれを高純度で加工して、サムスン電子やSKハイニクスなどの半導体メーカーに納品するという。
 

(画像:SKマテリアルズの企業ロゴ)

 
SKマテリアルズについては、今年6月に、最先端の半導体プロセスで使用される99.999%(ファイブナイン)級の高純度フッ化水素国産化に着手したと報じられていた。 SKマテリアルズは、今月中に生産ライン工事発注を開始、今年中にサンプルを量産することを目標としている。2023年までに国産化率を70%まで引き上げる目標と伝えられている。

韓国政府はフッ化水素を含む、半導体素材や部品などの「脱日本」を掲げ、これまで多くの支援施策を実施した。最近は、政府機関である韓国標準科学研究院(KRISS)が、国産フッ化水素など半導体用の高純度ガス素材に対する品質評価設備を完成させたと発表している。
 

(写真:フッ化水素品質評価を行うKRISSスタッフ=KRISS提供)

 
(参考記事:「SKマテリアルズ、特殊ガス事業含む全事業好調で3Qは過去最高実績か…証券社分析」)
(参考記事:「フッ化水素の森田化学、純利益が対韓国輸出規制前の10分の1以下に」)
(参考記事:「韓国政府機関、フッ化水素の品質評価設備を構築…「測定能力は世界最高水準」」)


 
 
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