現代自動車、スイスで7台の水素・電気トラックの引渡式…ペイパーユース方式で運行

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現代自動車、スイスで7台の水素・電気トラックの引渡式…ペイパーユース方式で運行

現代自動車は9日、スイス・ルツェルンにおいて、自社の水素電気トラックである「エクシエント水素電気トラック」(XCIENT Fuel Cell)の伝達式を行ったと発表した。

これに先立ち、現代自動車は7月に韓国から同トラック合計10台をスイスに輸出していた。今回の伝達式では、そのうちの欧州現地で荷台搭載作業を終えた車両7台を引き渡し、10月末には3台を追加で引き渡す予定だという。同トラックはスイスの物流業者に引き渡された。

現代自動車によると、今年末までに水素電気トラック合計40台をスイスに追加輸出する予定であり、スイス政府は水素市場活性化のためスイスの各地域に100か所の水素ステーションを設置する計画だという。

現代自動車によると、同社は昨年から、水素ステーション構築の主体であり、水素電気トラックの顧客である「スイス水素モビリティ協会」を中心に▲現代ハイドロゲンモビリティ(Hyundai Hydrogen Mobility、HMM)▲ハイドロスパイダー(Hydrospider)▲H2エネルギー(H2 Energy)など海外の水素関連企業と共に、車両供給・顧客・水素充電・水素生産が有機的につながる「水素電気大型トラックの生態系」の構築に乗り出している。

今回の水素電気トラックのスイスの市場供給は、「水素電気大型トラックの生態系」をベースに、伝統的な車の販売方式ではなく、走行に応じて使用料を支払う(Pay-Per-Use)新概念の水素モビリティサービスとして行われるという。使用料には、充電・修理・保険・定期整備等の車両運行に関連するすべてのサービス費用が含まれており利用の利便性を高めたとのこと。これにより、現代自動車は、水素電気トラックの導入に伴う顧客の初期費用と事業的負担を下げ、欧州商用車市場での地位を急速に拡大していく計画だ。

現代自動車の商用事業本部長であるイ・インチョル副社長は、「エクシエント水素電気トラック欧州顧客への引き渡しは、単に現代自動車だけの水素電気自動車の開発成果ではなく、地球共同体がクリーンなエネルギー源の水素利用を本格的に開始したことを知らせる契機になった」とし、「成功した欧州進出を足がかりに、今後、北米と中国まで新しい環境に配慮し、商用車の旅を続けていく」と述べた。
 
(参考記事:「現代自動車、水素燃料電池システムをスイス企業などに輸出」)
(参考記事:「1~7月の世界のEV車市場シェア、現代自動車が4位に」)
(参考記事:「[特集]今度はSKと協議、EV電池で全方位外交の現代自動車」)


 
 
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