ロレックスが韓国LGディスプレイ提訴、「ROLED」の商標権めぐり紛争続く

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ロレックスが韓国LGディスプレイ提訴、「ROLED」の商標権めぐり紛争続く

韓国のLGディスプレイとスイスのブランド時計「ロレックス」の間で、商標権をめぐる紛争が1年間も続いていることが分かった。

韓国メディアによると、LGディスプレイが所有する「ROLED」という名の特定商標権に対してロレックスが問題視したようだ。
 
(参考記事:「LG電子が「QNED」関連の商標権出願…欧米豪で」)
 
「ROLED」の商標権は、LGディスプレイが2018年1月に、国際家電展示会(CES)を通じてローラーブルディスプレイを披露する際に韓国特許庁に出願した商標権だ。出願当時、LGディスプレイは指定商品としてΔRollableディスプレイパネルΔOLEDパネルΔ腕時計タイプで着用できる電気通信機器など23件を提示した。
 

(画像:韓国特許庁に登録されたLGディスプレイの商標「ROLED」=特許庁データベース)

 
LGディスプレイがROLED商標を出願してから7ヵ月後となる2018年8月、ロレックスは異議申し立てに乗り出した。 自分たちの英文社名である「ROLEX」と似ているという理由からだ。しかし、特許庁はロレックスの異議を受け入れず、2019年4月、LGディスプレイのROLED商標について登録を決定した。 今後10年間、ROLED商標の独占的権限がLGディスプレイに与えられた。

これを受け、ロレックスは2019年7月16日、特許審判院にLGディスプレイ所有で登録されたROLE商標(登録番号第1464117号)の無効化を求める審判請求を提起した。1年にわたる審理の末、今年8月末に特許審判院はロレックスの請求を棄却した。

特許審判院 は「LGディスプレイ所有の商標ROLEDとロレックス所有のROLEXは英文の大文字5字で構成された標章という点と、前の文字4つが同一であること以外に外観は似ていない」と判断した。 また、双方の商標権がいずれも辞書に登載されていない造語という点で、特別な観念もないという点も指摘した。

しかし、ロレックス側は特許審判院の決定を不服とし、今年9月28日に特許裁判所に「審決取消訴訟」を提起した。 先に特許審判院が出した審決の取り消しを求めるものだ。 もし、特許裁判所でも主張が受け入れられなければ、ロレックスが最高裁に上告する可能性もあるという。
 
(参考記事:「LG電子が「QNED」関連の商標権出願…欧米豪で」)
(参考記事:「サムスンDが次世代ディスプレイの商標を出願…「QNED」関連の可能性高い」)


 
 
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