サムスン総帥がオランダ出張…EUV露光機関連か?

半導体

サムスン総帥がオランダ出張…EUV露光機関連か?

サムスングループの総帥であるイ・ジェヨン(サムスン電子)副会長がオランダへ向けて出国したことが分かった。韓国各紙が報じている。イ・ジェヨン副会長が海外出張に発ったのは、5月に新型コロナウイルス感染症が拡大していた際、中国・西安の半導体工場を訪問して以来5か月ぶりとなる。

オランダを海外出張再開の最初の国に選んだ背景について、韓国経済新聞は11日、TSMCの第三四半期実績を見て危機感を覚えたからであると分析。
サムスン電子がアーニングサプライとなる好実績(暫定)を公表した2日後、TSMCが9月の売上高が1275億8500万台湾ドル(約4700億円)だと発表した。これは昨年同期より24.9%も増加した数値だ。この金額は月の売上基準で過去最高だったが、8月の約1229億台湾ドル(約4500億円)よりも3.8%増加した。

韓国経済新聞は、両社がファウンドリ事業で用いる、1台あたり約200億円ともされるEUV露光機について、「サムスン電子がファウンドリ分野でTSMCの代わりに、サムスンに顧客を導くためには、この装置の安定的供給が不可欠だが、最近ASMLとのEUV装置購入契約で苦戦しているのが事実だ」とし、「イ・ジェヨン副会長のオランダ訪問はASMLとEUV露光機の供給問題の解決ではないかという観測だ」と伝えた。

同紙によると、サムスン電子は現在、約10台のEUV装置を導入し、昨年は約20台を追加購入しているが、TSMCは現在、約20台のEUV装置を運用している。TSMCは2022年までに約60台を追加で購入すると発表している。
 
(参考記事:「[特集]フォートナイトも支援のNVIDIA新GPU、生産はサムスンファウンドリ」)
(参考記事:「TSMCとサムスン電子に続きグローバルファウンドリーズも大規模投資か?」)
(参考記事:「調査会社「サムスンファウンドリがTSMCとのシェア差縮小」と予想」)
 
(画像:ASML社のEUV露光機=ASML)


 
 
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