韓国EV電池素材メーカーは「強力な成長株」…証券社が好実績予想

EV電池

韓国EV電池素材メーカーは「強力な成長株」…証券社が好実績予想

ハナ金融投資は16日、韓国の代表的な正極材(EVバッテリー素材)メーカーであるエコプロビーエム社の分析レポートを公開し、第三四半期(7~9月)の同社実績が市場予想を上回るとの見方を示し、「強力な成長株」であると評価した。

ハナ金融投資のキム・ヒョンス研究員は、エコプロビーエムの第三四半期業績について、売上高2,502億ウォン(約230億円)(YoY + 65%)、営業利益177億ウォン(約16億円)(YoY + 79%)でコンセンサスを上回ると予想した。

キム研究員は、同社の好実績予想の原因として以下の三点を挙げた。

1)小型電池を主な需要とするnon-IT(売上比率55%)部門は、第3四半期のグローバルの主要ツールの需要回復に伴う、サムスンSDIの第3四半期円形電池の出荷増加により部門の売上高が増加し、YoY + 24%の売上高も増加したものと推定される。

2)電気自動車バッテリー(売上比率40%)部門は、グローバル電気自動車販売の増加過程にて、主要な顧客であるサムスンSDI 向けEVバッテリーの出荷が7月+ 156%、8月には68%増加。SKイノベーション向けEVバッテリーの出荷量も7月に+201 %、8月に+ 227%増加しトリクルダウン効果が拡大した。それに応じて部門の売上高もYoY + 221%増加したと推定される。

3)(ESS売上比率5%)も需要が回復し、YoY + 31%増加したと推定される。

キム研究員は、第4四半期(10~12月)も成長が続くとし、売上高2,687億ウォン(約248億円)(YoY + 82%)、営業利益196億ウォン(約18億円)(YoY + 1,130%)を予想した。年間では、EV向け正極材の売上高が前年比で+133%増加し、業績成長を牽引すると述べた。全社売上高比での電気自動車バッテリーとESS向け正極材の売上高の割合は、2019年27%、2020年43%、2021年62%、2022年72%に上昇し、成長事業群の売上高割合の増加は続くとの見通しだ。

 
(参考記事:「サムスンSDIがEV電池の生産を大幅増へ、ハンガリー政府が国内工場増設を許可」)
(参考記事:「エコプロビーエム、正極材から電池再利用まで事業拡大」)
(参考記事:「エコプロビーエム社、NCMA正極材を生産へ」)


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない