フォード・現代・BMW…韓国製バッテリーを積むEV車が炎上…何が原因か?

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フォード・現代・BMW…韓国製バッテリーを積むEV車が炎上…何が原因か?

相次ぐ火災事故により、リコールが始まったヒュンダイ自動車(現代自動車)の電気自動車モデル「コナEV」だが、18日にも火災事故を起こしたことで、これに懸念を示す韓国報道も増えている。
 
ヒュンダイのEV車がまた炎上…創業一族の会長就任から4日後
 
国民日報は19日、「国内外で相次ぐ火災に成長街道を走っていた電気車市場にブレーキがかかった」と報じた。

同紙は外信などを基に、ヒュンダイ自動車、フォード、BMW、アウディなどがEV車をリコールするなかで、「フォードとBMWにはサムスンSDIのバッテリーが、現代自動車にはLG化学のバッテリーが搭載されている」と指摘。「火災の原因が明らかになるまで、バッテリーメーカー各社の成長の痛みも続く見込みだ」と予想した。

火災の明確な原因はまだ明らかになっていない。 韓国当局は、電気自動車のバッテリーセル製造不良を火災原因と指摘した。 これに対しLG化学が「現代車と共同で実施した再演実験でも火災につながらず、分離膜の損傷によるバッテリーセルの不良が原因とは言えない」と反論している。電気自動車の火災事故は、消化に時間がかかるため焼失する部分も多く、原因の正確な特定は簡単ではないという専門家の指摘もある。

国民日報は、「海外でも原因が明確な火災はない」とし、7回の火災後にリコールを実施したフォードが燃料タンクとバッテリーの間隔が狭く火災が発生したと推定したことや、BMWがバッテリーの完全充電時の火災の危険性が高まるとしてリコールを決定したことを挙げつつも、「明確な問題点は指摘しなかった」と伝えた。

同紙は、ヒュンダイの電気車火災の原因として、「国土省が指摘したバッテリーセルのほか、バッテリー安全マージンや冷却水漏れなどが指摘されている」としつつ、バッテリー業界からは「原因を明らかにできない状況でバッテリーの欠陥を挙げるのは、バッテリー市場の成長の勢いに打撃を与えかねないという懸念の声が出ている」と伝えている。
 
(参考記事:「韓国EV電池素材メーカーは「強力な成長株」…証券社が好実績予想」)
(参考記事:「[特集]テスラが提示したLG化学への圧力カード…テスラの電池内在をめぐる両社の関係」)
(参考記事:「サムスンSDIがEV電池の生産を大幅増へ、ハンガリー政府が国内工場増設を許可」)


 
 
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