ヒュンダイが3.4兆ウォン追加引当金で赤字転落へ…品質不安など払拭狙う

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ヒュンダイが3.4兆ウォン追加引当金で赤字転落へ…品質不安など払拭狙う

韓国ヒュンダイ自動車(現代自動車)および同傘下の起亜自動車が、今年第3四半期(7~9月)の決算で、自社のエンジンに対し巨額の追加引当金を積み立てるようだ。消費者の品質不安を和らげることに目的があるとみられる。
 
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ヒュンダイと起亜は、それぞれ2兆1352億ウォン(約2千億円)、1兆2592億ウォン(約1200億円)の品質関連費用を今回の第3四半期決算において引当金に充当すると19日公示した。両社は、公示において、「第3四半期の業績に追加引当金設定と顧客の保護措置のための品質コストを反映する予定だ」と説明した。また、「根本的な改善策の用意とプロセスの革新を通じて、品質問題の再発防止に焦点を当て、消費者の信頼回復に最善を尽くしたい」と強調した。

両社は同日、アナリストを対象に説明会を開いた。韓国経済新聞は(20日)は、「公式業績発表(26日)に先立って市場の影響を最小化するためのものと見られる」とし、「証券業界は、ヒュンダイ自動車の第3四半期の営業利益が1兆ウォンを超えるものと推定していたが、今回の引当金を反映すると赤字に転換する可能性が大きい」と伝えた。

両社は、2018年第3四半期に4600億ウォン、2019年第3四半期に9200億ウォンと、二度にわたって同社エンジン(シータ2 GDIエンジン)のリコール関連引当金に充当している。

韓国経済新聞は、「今回の措置により、(エンジンの)品質論議にピリオドを打ちたいようだ」と伝えている。

ヒュンダイは「シータエンジン」搭載の車両47万台をリコールした。 2017年に韓国で約17万台、米国で約130万台を対象にリコールを実施した。
 
(参考記事:「ヒュンダイのEV火災事故、LG化学のEV電池に原因も…中国では「Kバッテリー」批判報道」)
(参考記事:「フォード・現代・BMW…韓国製バッテリーを積むEV車が炎上…何が原因か?」)
(参考記事:「韓国の現代自動車、来年中に2000台の水素電気トラックを供給へ…世界に展開」)


 
 
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