EV電池で世界1位のLG化学、歴代最高の実績収める…7~9月決算

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EV電池で世界1位のLG化学、歴代最高の実績収める…7~9月決算

LG化学は21日、今年第3四半期(7~9月)の実績を発表した。それによると、売上額7兆5,073億ウォン(約6,929億円)、営業利益9,021億ウォン(約833億円)を記録し、四半期別では過去最高の実績を記録したことが分かった。
 
(参考記事:「EV電池シェア、1~8月もLG化学が世界1位に…単月では中国CATLが1位」)
 
前の四半期に比べ売上は8.2%、営業利益は57.8%増加し、前年同期比では売上げが8.8%、営業利益は158.7%増加した。

営業利益は約10年(38四半期)ぶりに四半期最高値を更新した。直前の最高営業利益は、2011年第1四半期の8,313億ウォン(約767億円であり)、最高売上は2019年第4四半期の7兆4,510億ウォン(約6877億円)だった。

LG化学は、第3四半期の実績に関連し▲石油化学部門の主要製品の需要回復などにより過去最高の営業利益率(20.1%、7,216億ウォン⦅約667億円⦆)を記録し、▲電池部門の自動車・小型電池の供給拡大による四半期過去最高売上(3兆1,439億ウォン⦅約2,902億円⦆)と営業利益(1,688億ウォン⦅約156億円⦆)を達成するなど、全事業分野で偏りなく好調を収め、市場の期待値を大きく上回る実績を記録した。
 

(画像:LG化学の7~9月実績=同社提供)

 
LG化学CFOのチャ・ドンソク副社長は、「第3四半期の実績は、コロナの影響にもかかわらず年初から効率性の向上、キャッシュフローの安定化、未来に向けた投資の継続などコア課題に集中してきた努力が成果を上げたもの」とし、「今後、売上成長や収益拡大などの実績改善は持続するだろう」と述べた。

事業分野別の実績と第4四半期の見通しについては以下のように言及された。

石油化学部門は、売上3兆5,836億ウォン(約3,311億円)、営業利益7,216億ウォン(約667億円)を記録した。四半期別では過去最高営業利益率(20.1%)となり、ABS、PVC、NBLなど主要製品の需要好調と原料価格の下落などによるスプレッド拡大により売上・収益性が大幅に改善した。第4四半期は季節的閑散期の影響が予想されるが、主要製品中心の需要好調の持続により堅調な実績が見通される。

電池部門は、売上3兆1,439億ウォン(約2,905億円)、営業利益1,688億ウォン(約156億円)で四半期過去最高売上・営業利益を記録した。ヨーロッパの主要顧客社による新規電気自動車モデルの発売や円筒形電池の販売増加、IT製品の供給拡大などにより史上最高実績を達成した。第4四半期は自動車電池と電気自動車用の円筒形電池の供給拡大による売上の成長・利益増大が見通される。

先端素材部門は、売上9,629億ウォン(約890億円)、営業利益590億ウォン(約55億円)を記録した。自動車、ディスプレイパネルなどの需要回復により売上が増加、収益性が改善した。第4四半期はディスプレイ産業の季節性の影響があるが、産業素材の物量拡大による売上成長が期待される。

生命科学部門は、売上1,721億ウォン(約159億円)、営業利益85億ウォン(約8億円)を記録した。季節性のインフルエンザワクチン、抽出試薬の販売拡大により売上が増加した。子会社であるファーム韓農は、売上1,021億ウォン(約94億円)、営業損失96億ウォン(約9億円)を記録した。第4四半期は、生命科学はエステティック(フィラー)などの需要回復が予想され、ファーム韓農はテラード(除草剤)などの主要製品の売上拡大により年間実績の改善が見通される。
 
(参考記事:「ヒュンダイのEV火災事故、LG化学のEV電池に原因も…中国では「Kバッテリー」批判報道」)
(参考記事:「韓国LG化学のEV電池特許、中国CATLの10倍超か…LG化学社長が講演」)
(参考記事:「「テスラがLG化学のバッテリー新会社株式を最大10%取得も」韓国専門紙」)


 
 
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