「LGDのアップル向け有機EL出荷、10~12月は倍増で更に利益貢献」韓国証券社

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「LGDのアップル向け有機EL出荷、10~12月は倍増で更に利益貢献」韓国証券社

韓国のハナ金融投資は22日、第3四半期(7~9月)決算で黒字転換を発表したLGディスプレイについて分析レポートを発表した。
 
(参考記事:「有機EL量産も本格化・LGディスプレイがついに黒字転換…7~9月決算発表」)
 
ハナ金融投資のキム・ヒョンス研究員は、まずTVパネル(売上比率28%)について、「国内LCDラインのダウンサイジングにも関わらず、グローバルなTVの需要増(第3四半期のグローバルTVの販売台数YoY + 21%増加推定)のなkで、パネル価格の上昇とOLEDの新規ラインの稼動本格化したことで、TV部門の売上高はYoY + 2%、QoQ + 57%増加した」と述べた。

続けて、「パネルの価格がLCD主力メーカーであるAUO、Innoluxの営業黒字時期である2019年初めの水準まで上昇し、LGディスプレイのLCD TV部門の収益性も大きく改善された」と推測した。

キム研究員は、モバイル用パネルについて、「北米顧客(※アップル)向けの新規OLEDパネル出荷が本格化され、モバイルパネルの売上高はYoY + 43%、QoQ + 78%増加し、赤字幅も大幅に縮小された」と推定した。

IT機器用パネル(売上比率43%)については、ノートブック&タブレットの需要増が続き、部門の売上高はYoY + 27%、QoQ + 5%増加したと述べた。

第4四半期(10~12月)の見通しについて、キム研究員は、売上高6.8兆ウォン(YoY + 6%、QoQ + 1%)、営業利益1,815億ウォン(YoY黒字転換、QoQ + 10%)と予想した。
キム研究員は、「TVパネル価格の上昇やIT需要好調続く中、第4四半期の北米顧客向けOLEDパネル出荷が前期比約2倍に増加し、利益貢献度を拡大する見通しだ」と述べた。

2020年通年としては、売上高23.6兆ウォン(YoY + 1%)、営業赤字5,330億ウォン(YoY赤字維持)となり、「前年比約8,200億ウォン規模の赤字縮小が見込まれる」と予想した。 キム研究員は、「2019年に大規模な赤字が発生したOLED部門でTVやモバイル部門の出荷台数の増加(それぞれYoY + 26%、+ 86%)と大幅の赤字縮小が可能」と述べた。

一方で、「2021年第1四半期のTVやIT需要のオフシーズンを勘案すると、小幅赤字転換は避けられない」との見通しも示した。
 
(写真:LGディスプレイの中国広州OLED工場=同社提供)
 
(参考記事:「LGDがオンラインイベント「SID2020」で最新技術を展示中」)
(参考記事:「[特集]LGDの今後の見通しを読む(カンファレンスコールから)」)
(参考記事:「LGDがベンツのSクラスにP-OLEDを単独供給か」)


 
 
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