米ITC、韓国企業同士のEV電池訴訟戦で明日にも最終判決へ

EV電池 通商・特許

米ITC、韓国企業同士のEV電池訴訟戦で明日にも最終判決へ

電機自動車バッテリーの営業秘密を巡って、LG化学とSKイノベーションが争ってきた訴訟のうち、最も重要と目される米ITC(米国国際貿易委員会)による最終判決が27日に出される模様だ。韓国各紙が報じた。
 
(参考記事:「[特集]LGとSKの対立が再び激化…バッテリー訴訟めぐり世論戦」)
 
去る2月にITCはSKイノベーションに対し「早期敗訴予備決定」を下したことで、同社の敗訴確定の可能性が高いとみられているものの、さらなる長期化の可能性もあるようだ。

米国国際貿易委員会(ITC)は26日(現地時間)、LG化学がSKイノベーションを相手に提起した二次電池の営業秘密侵害訴訟の最終的な決定(Final Determination)を下す予定だ。日本時間では27日の早朝になる見通しだ。

訴訟の争点は、SKイノベーションがLG化学より人材・技術の引き抜きを行い営業秘密を侵害しているという点にある。 LG化学は2017年から全事業部門で76人の人材がSKイノベーションに引き抜かれ、それらの入社出願書類にバッテリー量産技術とコアプロセス技術などの主要な営業秘密が含まれていたと主張した。

SKイノベーションはLG化学が根拠のない訴訟を提起したと反論し、韓国の裁判所で逆にLG化学を訴えるなど、その「戦線」が広がっていた。

一方で、SKイノベーションは、訴訟の進行の過程で組織的かつ体系的に証拠隠滅を試みたとの疑いがもたれ、ITCはそれを根拠に今年2月の予備決定(Initial Determination)を下した。SKイノベーション側は、証拠隠滅は事実ではないとしてITCに検討を要請した。 ITCはSK側の異議申し立てを受け入れ、再検討していた。

その後、両社の間で和解協議も開かれたが、役1兆ウォン(約1000億円)とされる和解金にskイノベーションが難色を示し、その後、再び対立が激化していると伝えられる。

韓国メディアによると、最終判決によってSKイノベーション側の敗訴が確定しても、控訴した場合、営業秘密侵害訴訟は長期化する可能性があるという。 SKイノベーションは敗訴した場合は控訴すると既に明らかにしている。
 
(参考記事:「LGとSKのバッテリー訴訟、米国貿委は判決延期…背景に米雇用影響への懸念見方も」)
(参考記事:「バッテリー訴訟、LGとSKの和解協議難航か…金額に大きな開きと韓国紙」)
(参考記事:「LGとSKのEV電池訴訟バトルに米国政府も関心、米OUIIはLGに軍配」)


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない