ヒュンダイの7~9月実績が赤字転落も、証券会社は高評価…その理由は?

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ヒュンダイの7~9月実績が赤字転落も、証券会社は高評価…その理由は?

ハナ金融投資は26日、ヒュンダイ自動車(現代自動車)について分析レポート公表し、同社も目標株価を従来の20.5万ウォンから22.0万ウォン(12MF目標P / B 0.8倍)に上方修正した。

ヒュンダイ自動車はこの日、第3四半期(7~9月)の実績を発表しており、売上高27兆5785億ウォン(約2.6兆円)、営業損失3138億ウォン(約291億円)を記録し、2010年のIFRS(国際会計基準)の導入以来、初めての四半期赤字となっていた。エンジン品質の問題解決のため積み立てた引当金2兆1000億ウォン(約2000億円)が響いた形だ。
 
(参考記事:「1~8月のEV車の世界シェア、韓国ヒュンダイが4位を維持…1位は米テスラ」)
 
しかし、ハナ金融投資のソン・ソンジェ研究員は、「目標株価上昇は予想を上回る収益性の改善を考慮して、2021年の推定EPSとBPSをそれぞれ18%/ 2%上方したことを反映したものである」と評価した。

ソン研究員は、ヒュンダイ自動車が発表した第3四半期(7~9月)の業績について、「エンジンの品質コストの反映(引当金積立)を除いては、国内(韓国)での販売好調とMix改善、そして金融部門の利益率改善などにより、市場の期待を大きく上回った」とし、「実績改善要因が続くという点と世界的な需要が回復しているという点で、第4四半期(10~12月)/ 2021年の実績も良好となる見込みだ」と予想した。

ソン研究員は、ヒュンダイ自動車の車種について、「新型のトゥサン(Tucson)、G70 F / L、GV7などの追加投入により、新車効果が続き、2021年e-GMPベースの専用モデル(アイニック5/6、ジェネシスEV)発売の期待感も株価に肯定的な影響を与える」との見方を示し、「現在の株価を基準P / B 0.6倍序盤で世界平均に比べ低い水準であるが、高価な新車による業績改善と環境にやさしい車の割合の上昇に基づいて、平均以上のValuation区間に上昇すると判断する」と述べた。

ソン研究員は、ヒュンダイの売上原価率について、「前年同期83.6%で、今年第3四半期には81.4%に改善した」とし、金融部門については、「韓国/米国車の販売好調による取扱高の増加と中古車残存価値の上昇、貸し倒れコストの安定化、そして現代カードの取扱高の増加などで収益性が大きく上昇した」と分析した。

ヒュンダイ自動車は第三四半期実績発表後のカンファレンスコールにといて、中国では、市場の需要反発にもかかわらず低迷営業が継続されているが、短期的に新車投入とディーラー網の改善によりファンダメンタルズの改善に集中し、中長期的には、D級セダンとSUV車級の比重を拡大し、ラインナップの簡素化と生産能力の合理化を介して固定費削減を図ると発表している。
 
(参考記事:「ヒュンダイのEVカー、世界3大デザイン賞の一角で最優秀賞を受賞」)
(参考記事:「[特集]テスラ・ヒュンダイ・分社化…LG化学の今後を読む(カンファレンスコールから)」)
(参考記事:「ヒュンダイのEV車がまた炎上…創業一族の会長就任から4日後」)


 
 
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