テスラ出資も囁かれる韓国LGの電池新会社、大口株主など反対で不透明に

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テスラ出資も囁かれる韓国LGの電池新会社、大口株主など反対で不透明に

電池部門の分社化を発表しているLG化学に対して、同社の2大株主に一つである韓国の国見年金(10.28%保有)が反対決議を行ったことが分かった。
 
(参考記事:「「テスラがLG化学のバッテリー新会社株式を最大10%取得も」韓国専門紙」)
 
韓国メディアによると、国民年金は27日午後、受託者責任専門委員会を開き、LG化学のバッテリー事業物的分割に反対することを決議した。これにより、来る30日に開催が予定されてLG化学の株主総会において、バッテリー事業部門の分割案件の可決が不透明になったとの見方が浮上している。

国民年金側は同日、反対決議を発表し、「(電池事業部門)の分割計画の趣旨及び目的に共感するが、株式価値の希釈可能性など、国民年金の株主価値を毀損するおそれがあると判断した」と明らかにした。

LG化学の分社化に関しては、個人投資家たちの反対も目立っている。最近、二次電池が脚光を浴び、LG化学の株価上昇の要因となっていたが、電池事業が分社化することで株価下落の恐れがあるからだ。

LG化学の最大株主は、持ち株会社LGであり、30.06%の株式を保有している。続いて、国民年金が10.28%の保有率を占め両者が2大株主となっている。このほか、外国人投資家が38.08%を占めており、残りの20%を機関投資家と個人投資家が保有する。

30日に開かれる株主総会で、バッテリー部門分割件通過するためには、出席株主の3分の2、発行済み株式総数の3分の1以上の同意が必要な状況だ。

LG化学の電池部門を分社化した新会社、「LGエナジーソリューション」(仮)については、テスラによる出資可能性やバッテリー共同開発も報じられている。

 
(参考記事:「[特集]テスラ・ヒュンダイ・分社化…LG化学の今後を読む(カンファレンスコールから)」)
(参考記事:「テスラの新型バッテリー、韓国LG化学が開発か?」)
(参考記事:「EV電池シェア、1~8月もLG化学が世界1位に…単月では中国CATLが1位」)


 
 
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