インテルがCPU生産をサムスンに委託も?上級副社長がサムスンファウンドリ行事に参加

半導体

インテルがCPU生産をサムスンに委託も?上級副社長がサムスンファウンドリ行事に参加

インテルのチーフアーキテクトであるラジャ・コドゥリ上級副社長がサムスン・ファウンドリのイベントに参加することが分かった。韓国メディアでは、インテルがサムスンにCPU生産を委託する可能性があると報じている。

ラジャ・コドゥリ氏は、サムスン・ファウンドリのイベントであるセーフフォーラム(SAFE、Samsung Advanced Foundry Ecosystem)2020」に参加する。

SAFEは、サムスン電子がパートナー企業との協力を強化するため開催しているイベントだ。昨年、米国サンノゼで初めて開かれ、今年は新型コロナウイルス感染症の影響によりオンラインで行われる。ラジャ・コドゥリ副社長は、「2025年までに人工知能(AI)のコンピューティング1000倍増加」というテーマで登壇する予定だ。

これをめぐって、韓国メディアでは、微細工程でAMDに後れを取っているインテルが、サムスンのファウンドリ事業部にCPUの生産を委託する可能性について報じた。台湾TSMC以外で5ナノ工程を持つのはサムスンだけだ。業界では、TSMCへの委託が有力視されていた。

韓国の「THE GURU」は27日、「7ナノ(nm)中央処理装置(CPU)の遅延に困難を抱えるインテルがサムスン電子と手を握る可能性が提起される」とし、「注文対応とコスト削減のために、サムスン電子の5ナノ工程を選んだという分析だ」と報じた。

ある業界関係者は、「CFO(最高財務責任者)出身のボブ・スワンインテル最高経営責任者(CEO)が有利ならない事業を次々と売却するなど、お金に敏感な姿を見せている」と「少し物量をTSMCに比べ安価に生産することがサムスン電子は、十分に検討するに値する選択肢」とした。

ラジャ・コドゥリ副社長は、昨年4月にも、サムスン電子の器興(キフン)事業所を訪問したことがある。同紙は、「器興事業所訪問に続き、今年はサムスン電子のファウンドリイベントに参加することで、両社の関係はより一層厚くなる雰囲気だ」と伝えた。

サムスン電子は昨年、華城(ファソン)のS3ラインにEUV装置を設置し、EUVベース7ナノチップを量産した。 5ナノプロセス開発にも成功し、この工程を使用した次世代モバイルチップの発売を控えている。

サムスン電子は、ファウンドリを含むシステム半導体の133兆ウォンを注いで、2030年の世界1位に躍進するというビジョンを示している。ファウンドリ事業では、業界1位のTSMCの背中を追う状況だ。


 
 
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