ヒュンダイのEV車オーナー100人が訴訟か…リコール後も不具合続出 欠陥隠蔽の指摘も

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ヒュンダイのEV車オーナー100人が訴訟か…リコール後も不具合続出 欠陥隠蔽の指摘も

ヒュンダイ自動車(現代自動車)が実施している、同社の電気自動車「コナEV」リコールと関連し、消費者の間で不満の声が出ているようだ。 リコール措置後に突然車両が運行不能になるケースが度々出ているという。
 
(参考記事:「ヒュンダイのEV車がまた炎上…創業一族の会長就任から4日後」)
 
相次ぐ火災事故を受け、ヒュンダイは今月16日より、2020年3月13日以前に生産された「コナEV」を対象にバッテリー管理システム(BMS)をアップデートするリコール手続きを行っている。

しかし、リコール措置後、車が運行不能状態になるケースがたびたび生じているようだ。チョソンビズ紙は29日、「計器板に《電気車システムを点検してください》というメッセージが表示され、エンジンがまったくかからないケースが生じている」とし、「または、始動はかかるがギア変更やハンドル作動ができなかったり、始動後に切れなかったりするケースもある」と報じた。

同紙は、リコール措置について、「十分な準備なしに適当に進めているのではないかという指摘も出ている」とし、「リコール後、車が止まって修理に出したが、数日が経っても何の問題なのか教えてくれない場合もあり、すでにBMSアップデートが終わっているのに、再びアップデートを受けなければならないというケースも出ている」と伝えた。 リコール後に充電時間が著しく遅くなったとの話も出ているという。

「コナEV」の火災原因については、バッテリー分離膜の損傷が主要因として指摘されているが、電気自動車の火災は多くのパーツが消失するため、特定は難しいとの指摘もある。バッテリーを提供したLG化学は、「ヒュンダイ自動車と共同TF構成して原因究明中である」と最近開かれた実績発表後のカンファレンスコールで説明した。

チョソンビズ紙は、「コナEV」のオーナー100人余りがヒュンダイ自動車を相手取って損害賠償請求訴訟を準備していると伝えており、オーナー達はバッテリーバックなど即時無償交換や損害補償を求めているとのこと。

一方で、ハンギョレ新聞は29日、ヒュンダイ自動車が自社のEV火災に関して、米国の道路交通安全局に対しては、火災原因としてバッテリーだけでなく、「バッテリ管理システム(BMS)の制御ソフトウェアなどで電気的欠陥を持っている」可能性について方向したとスクープした。ヒュンダイは韓国内では同ソフトウェアの問題を認めていないことから、「欠陥隠ぺいの処罰が、米国がより厳しい点を考慮して、韓国内では縮小報告したのではないかという指摘が出ている」と報じている。

 
(参考記事:「ヒュンダイの7~9月実績が赤字転落も、証券会社は高評価…その理由は?」)
(参考記事:「韓国ヒュンダイがEV火災事故でLG化学に言及…LG側は「調査中」強調」)
(参考記事:「[特集]テスラ・ヒュンダイ・分社化…LG化学の今後を読む(カンファレンスコールから)」)


 
 
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