韓国企業、東芝の半導体パッケージめぐりソウルで特許訴訟

半導体 通商・特許

韓国企業、東芝の半導体パッケージめぐりソウルで特許訴訟

韓国内の半導体中小企業が、日本企業に対し特許侵害訴訟を起こした。今年に入り、日本企業による韓国企業への特許訴訟が増加傾向にあるとされるが、今回は逆のパターンが報じられている。
 
(参考記事:「日本から韓国企業への特許訴訟増加、うち一件は旭化成と判明…二次電池分離膜をめぐり」)
 
韓国のマネートゥデイ紙(30日)によると、韓国のJMJ KOREA社は先月28日、東芝の半導体パッケージ製品について特許侵害の訴状をソウル地裁に提出したと30日、明らかにした。 被告は東芝の半導体パッケージの韓国内流通企業である緑屋電気KOREA株式会社であるという。

同紙によると、当該製品はToshibaの「TPWR8503NL」(L1Q、N-チャンネルモスペット)であるとされ、2012年2月(登録特許第10-1115288号)と2015年10月(登録特許第10-1561920号)にそれぞれ登録した特許を東芝の半導体パッケージ製品が侵害したというのが訴訟内容であるという。

マネートゥデイ紙によると、JMJ社の弁護士は、「相手はJMJ KOREA社の登録特許を無効にするために登録無効審判を請求することも予想し、これに対する可能性を検討しながら訴訟を準備した」と述べたとのこと。

JMJ KOREA社は海外の半導体会社にクリップ、ツール、ジグなどを納品してきた会社だ。 同社の 「高効率Sic(パワー半導体)パワー素子実装用高相接合技術」は、韓国電子技術研究院(KETI)、韓国科学技術院など国立の研究所と共同開発したものであり、韓国科学省(科学技術情報通信部)が選定する「国家R&D100大優秀課題」(2018)にも選定された。
 
(参考記事:「日本から韓国企業への特許訴訟増加、うち一件は旭化成と判明…二次電池分離膜をめぐり」)
(参考記事:「特許訴訟に強いソウル半導体…今度は米国で現地企業に勝訴」)
(参考記事:「米ビアビがLGとの3DTof特許訴訟で和解。サムスン協力社とは和解せず」)


 
 
あなたの感想をSNSでシェアする


この記事について、あなたの感想は?
  • 強い関心がある
  • 関心がある
  • どちらでもない
  • 関心がない
  • 全く関心がない