サムスンが5ナノ最新スマホAPを中国で発表へ…ファーウェイ後のプレゼンス高める狙い

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サムスンが5ナノ最新スマホAPを中国で発表へ…ファーウェイ後のプレゼンス高める狙い

サムスンが5ナノ(㎚・10億分の1メートル)の最新プロセスで作ったスマートフォン用チップ「EXYNOS 1080」(エクシノス1080)を今月12日に中国で発表することが分かった。サムスン電子が現地でイベントまで開催し、次世代APを公開するのは異例であり、中国市場でのプレゼンスを高めたいという意欲がうかがえる。
 
(参考記事:「サムスン、ファーウェイのSOC生産要請を拒否か」)
 
韓国メディアなどによると、サムスン電子は12日に中国上海で特別イベントを開き、「EXYNOS 1080」を公開する予定だ。「Galaxy A71 5G」「Galaxy A51 5G」など中価格スマートフォンに入っていたAPである「EXYNOS 980」の後継作と推定されるEXYNOS 1080は、中国Vivoのスマートフォンに搭載される見通しだ。

サムスン電子は昨年、Vivoの「X30」に「EXYNOS 980」を搭載したのを皮切りに、Vivoとの協力関係を拡大している。単純にチップだけ供給するのではなく、「EXYNOS 980」の開発においても協力があったとされ、今年はシャオミ(Mi10e)にも「EXYNOS 990」の供給を始めたと伝えられた。

中国スマホ市場の巨人、ファーウェイのシェアが米制裁により(最新AP調達困難のため)失墜することが有力視されるなか、シャオミやVivoなど他の中国メーカーへの販売を拡大することで、市場シェアを高めたいというのがサムスンの狙いだろう。

市場調査会社カウンターポイントリサーチによると、第2四半期(4~6月)基準で世界のモバイルAP市場は米国のクアルコムのシェアが29%で1位だ。台湾のメディアテックが26%、中国のハイシリコン(16%)、アップル(13%)、サムスン電子(13%)がその後に続く。中国内シェアで見ると、クアルコムが41%で圧倒的1位を占め、メディアテックが21%で続く。
 
(参考記事:「サムスンが新たなモバイルイメージセンサ「ISOCELL GN1」を発表」)
(参考記事:「サムスンがクアルコムのAP生産を更に受託か…Snapdragon875に続き750も?」)
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