サムスンがインド有機EL工場にテコ入れ、100人をチャーター便で送った理由は?

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サムスンがインド有機EL工場にテコ入れ、100人をチャーター便で送った理由は?

サムスンディスプレイが、インドの有機EL(OLED)パネル工場の稼働開始に全力を挙げているようだ。ライバルである中国企業の販売が鈍るなか、世界第二位のスマホ市場であり、成長著しいインド市場でのシェア拡大を見据えた動きであると考えられる。
 
(参考記事:「世界第2位のインドスマホ市場、サムスン2年ぶり首位(四半期基準)」)
 
韓国各紙によると、サムスンディスプレイはインド北部ウッタル・プラデーシュ州ノイダ地区に建設中の中小型OLEDモジュール工場が近いうちに生産ラインの設備搬入などのセットアップ作業に突入する。サムスンディスプレイは、そのためにチャーター便を手配して、エンジニアなど社員100人を現地に送ったと伝えられる。

工場は来年上半期に稼動する予定であり、近接するサムスン電子のスマートフォン新工場に部品を供給するとみられる。

デジタルデイリー紙(5日)によると、サムスンディスプレイの関係者は、生産ラインの設備搬入などのセットアップ作業とテストなどを経て、本格的な生産に突入する計画であると述べたという。

サムスン電子は2018年に、インド・ノイダに、大規模なスマホ工場を設立。続いて、サムスンディスプレイは2019年7月にインドに法人を設立した後、今年の初めから中小型OLEDモジュール工場の建設に着手した。投資金額は、最大7億575万ドル(約8676億円)に達する。

サムスンはインド現地でもグループ間で部品やパネルを供給することで、インド市場をより効率的に攻略する構えだ。

中国に次ぎ世界第2位の規模を持つインドのスマートフォン市場は、今年第3四半期(7~9月)に入って、サムスンがシャオミを抑えシェア1位を記録した。

近年は中国メーカーに押されていたサムスンだが、中印国境紛争の影響により中国製品のボイコットが最近インドで進むなか、四半期別基準では2年ぶりに首位を奪還するなど勢いを得ている。
 
(参考記事:「サムスンがスマホ生産ラインを一部移設か…ベトナムからインドへ」)
(参考記事:「サムスン、低価格スマホ「Galaxy M51」をインド市場投入へ」)
(参考記事:「サムスンディスプレイ、インドにスマホパネル工場建設か」)


 
 
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